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概要

MSX版の他にアレンジが加えられたファミコン版が発売されている。

MGSのリメイクであるMGSTTSの限定版にはファミコン版が、MGS3のサブシスタンス、20周年廉価版、HDエディションにはMSX版のリメイクが付属している。

またWiiVCでもMSX版が配信されている。

ストーリー

武装要塞アウターヘブンにて” 恐るべき兵器 ”が開発されていることを察知したアメリカ政府はハイテク特殊部隊FOXHOUNDの出動を要請。

ビッグボスグレイ・フォックスを派遣するも、フォックスは「メタルギア」という言葉を最後に消息を絶つ。

再度出動要請を受けたFOXHOUNDは新人隊員であるソリッド・スネークを派遣する。

与えられた任務はアウターヘブンへと潜入し、フォックスから情報を得てメタルギアを破壊すること。

登場人物

本作の主人公。武装要塞アウターヘブンに先に潜入していたFOXHOUNDの団員、グレイフォックスを救出、又はメタルギア破壊工作する為に潜入する事になる。

FOXHOUNDの新人隊員として初仕事でもあったが、持ち前の潜入で任務を遂行して行く。

しかし本来彼が行き着く事はない境界線を踏み越えた時、武装要塞アウターヘブンの黒幕がスネークの前に姿を現わすのだった…。

スネークより先に潜入したFOXHOUNDの先輩。

BIGBOSSからの伝令により、武装要塞アウターヘブンへ潜入するも失敗し、囚われてしまう。

捕まる際にFOXHOUNDに連絡しある手がかりを残す事に成功する。

その手がかりは” メタルギア ”と言う言葉だった。ソリッド・スネークはこの手がかりを元に潜入する事になる。

かつてはネイキッド・スネークと呼ばれた伝説の傭兵。

FOXHOUNDの指揮官として、ソリッド・スネークに、グレイフォックスの救助、武装要塞アウターヘブンにて、例のメタルギアの情報、又破壊する様に指示する。

本作戦にて司令塔で作戦の指揮官としてメタルギア破壊まで工作を助言し任務成功へと補佐する。

天才科学者で、亡命中にアウターヘブンに娘エレンと共に捕まり、兵器開発を強要されている。

ロボット工学の父と呼ばれており、TX-55メタルギアを開発した。

MGS4でも名前のみだが登場しており、雷電を救っている。

TX-55メタルギア

メタルギアシリーズで最初に登場したメタルギア。MGSPW以降に登場したものに比べると外観からしてスペックダウンしたようなイメージに見える。二連装の核弾頭発射モジュールを右側に装備している。

メタルギアシリーズ初登場ながらもこの機体は一度も動いておらず、地下に秘匿されていた。その為、稼働時の性能は不明。今作品で攻撃をしてくるのはあくまでもメタルギアを護る為の格納庫に配備されたレーザー砲である。

脚部に弱点はあるものの、正しい破壊方法を行わなければ破壊できなくなる(手詰まり)。

MGS3以降のアウターヘブンに至るまでの前史が後付け設定である為、設定と噛み合わないところが多々あるが…。

ファミコン版

MSX版とストーリーやシステムは同じだが、潜入方法が異なる等ほとんど別物となっている。これは小島率いるチームが関与していない移植作品である為(小島は、ラジオで「僕が携っていないFC版『メタルギア』は糞ですよ、糞」と発言した)。

ちなみに肝心のTX-55メタルギアが出てこない。また、エンディング後の無線メッセージが存在しない。

しかし海外ではミリオンヒットし、海外NES市場にて別の部署による続編『Snake's Revenge』が製作される(開発は日本で行われた)ことになり、小島が書いた企画書をもとに、『メタルギア2 ソリッドスネーク』(MSX版)が制作された。

三つに分かれるその後

MSX版とFC版はそれぞれ別の歴史を歩むのだが、MSX版はさらに二つ分岐する。

MSXから

A:MSX版→メタルギア2ソリッドスネークMGSシリーズへ

B:MSX版→(メタルギア2が存在しなかった?)→メタルギアゴーストバベルメタルギアアシッドシリーズへ

FCから

FC版→Snake's Revenge→メタルギア2ソリッドスネークMGSシリーズへ

余談

本作について小島は、シリーズのファンによるリメイクの許可を出している。

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編集者:yodo
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