ポール・バーホーベン
ぽーるばーほーべん
ポール・バーホーベン (Paul Verhoeven) とは、オランダ出身の映画監督。
概要
人間は欲にまみれた浅ましい生き物という事実を正直に描く。過激なエロスとバイオレンスを含むため、常に激しい毀誉褒貶にさらされ続けているが、世界中に根強いファンを持つ。
来歴
1938年7月18日、アムステルダムに生まれる。
大学卒業後はオランダ海軍に従軍し、ドキュメンタリーを撮っていた。その後テレビ局に入社し、ドラマなどを監督。
1971年に『Wat zein ik?』で長編映画デビュー。
1985年にハリウッドへ渡ると『ロボコップ』『トータル・リコール』『氷の微笑』などヒット作を連発し、一躍世界的な知名度を得るも、後の『ショーガール』『スターシップ・トゥルーパーズ』の商業的失敗により落ち目になる。
2006年からは母国オランダに戻り、ヨーロッパを拠点に活動中。
人物
作品
『Wat Zien Ik?』1971年
『ルトガー・ハウアー/危険な愛』1973年
『娼婦ケティ』1975年
『女王陛下の戦士』1977年
『SPETTERS/スペッターズ』1980年
『4番目の男』1982年
『グレート・ウォリアーズ/欲望の剣』1985年
『ロボコップ』1987年
『トータル・リコール』1990年
『氷の微笑』1992年
『ショーガール』1995年
『スターシップ・トゥルーパーズ』1997年
『インビジブル』2000年
『ブラックブック』2007年
『ポール・ヴァーホーヴェン/トリック』2012年
『エル ELLE』2016年