デヴィッド・フィンチャー
でゔぃっどふぃんちゃー
デヴィッド・フィンチャー(David Andrew Leo Fincher)は、アメリカ合衆国の映画監督。
概要
CM・ミュージックビデオ作家から映画監督に転身し、ハリウッドで活動する一流監督のひとり。
とりわけ観客の価値観を揺さぶる問題作ばかり撮りたがる、作家性の強い監督して知られる。ビッグマック(のような娯楽大作映画)には興味がないと公言しており、ハリウッドの反逆児とも称される。完璧主義者であり、理想のビジョンに近づけるためなら細部まで徹底的にCGで修正し、役者に何度でもリテイクを迫る鬼監督であるという。
来歴
1962年8月28日生まれ、コロラド州デンバー市出身。
1980年から1984年までILMでアニメーターとして勤務。
1986年、プロパガンダ・フィルム社を設立。数多くのCM・ミュージックビデオを手がけ、天才と賞賛を浴びる。
1992年、『エイリアン3』で鳴り物入りのデビュー。しかし制作時から公開後まで炎上しまくりの案件となり、失意のどん底に落ちる。
1995年、七つの大罪の見立て殺人を扱ったサスペンス『セブン』が大ヒットし、監督としての信用を取り戻す。
2010年、『ソーシャル・ネットワーク』でゴールデングローブ賞監督賞を受賞。
作品
映画
『エイリアン3』1992年
『セブン』1995年
『ゲーム』1997年
『ファイトクラブ』1999年
『パニック・ルーム』2002年
『ゾディアック』2007年
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』2008年
『ソーシャル・ネットワーク』2010年
『ドラゴン・タトゥーの女』2011年
『ゴーン・ガール』2014年