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七瀬ふたたびの編集履歴

2017-09-27 21:42:47 バージョン

七瀬ふたたび

ななせふたたび

筒井康隆によるSF小説である。

概要

 七瀬三部作の第2作。人気・知名度は三部作中最も高い。1976年に星雲賞を受賞。

 美貌のテレパシー能力者・火田七瀬を主人公に、さまざまな超能力者との出会いや、超能力者を淘汰する目的で暗躍する秘密組織との対決を通して、「異なるもの」としての超能力者の孤独や疎外、悲哀を描く。

 ホームドラマ仕立てであった前作『家族八景』とは雰囲気が一変し、サスペンス感あふれる物語となっている。


 その人気ゆえに、1979年のNHK少年ドラマシリーズを初めとして、現在に至るまでTVドラマ・映画を合わせて都合5回映像作品化されている(ただしアニメ化されたことは無い)。


登場人物

火田七瀬

 主人公。生まれながらにしてテレパシー能力を持つ美女。物語開始時点で20歳。

・ノリオ

 七瀬がひょんなことから保護することになった、同じくテレパシー能力をもつ男児。当初は3歳。

・岩淵恒夫

 予知能力を持つ青年。職業はイラストレーター。作中で23-24歳。

・西尾

 透視能力を持つ青年実業家。邪悪な心の持ち主で、透視能力を私利私欲のために役立てていたため七瀬と対立することになる。

・ヘンリー

 七瀬がホステスを務めるバーでバーテンダーとして働く黒人の青年。強力な念動力を持つが、自らが慕う誰かの命令が無ければ使うことができず、その命令者を七瀬が務めることになった。

・漁藤子

 時間遡行能力を持つ。見た目は17歳の女子高生だが、その能力によって、それよりもはるかに長い時間を生きてきた経験を持つ。


 映像作品ではそれぞれで原作と異なる設定や人名、オリジナルキャラも取り入れられている。

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