概要
変幻自在の変装技術、奇想天外なトリックの数々で、世間を騒がす正体不明の大怪盗。彼に狙われたが最後、香水つきの予告状と共に、どんな場所からでも鮮やかに宝を盗み出される。
初出はイベント「名探偵バロワ~ジュエルリゾートを奪還せよ~」。イベント開催同時にガチャRで実装された【スマッシュディティクティブ】バロワの宿命のライバルとして登場した。
初登場時は立ち絵・ストーリー上での登場となったが続編「名探偵バロワ~呪われた財宝を追え~」で満を持してプレイアブルキャラクターとして登場している。(この間実に1年以上経過している)
プロフィール
性別 | 男性 |
---|---|
年齢 | 不明 |
身長 | 不明 |
種族 | ヒューマン |
趣味 | イタズラ |
好き | サプライズ |
苦手 | 先手を打たれること |
レアリティ | SSR(恒常) |
属性 | 水 |
タイプ | 特殊 |
CV | 松岡禎丞 |
「イッツ・ショータイム」
老爺からバニーガールまでこなす変装技術と変幻自在のトリックを駆使しどんな場所からでも目当ての宝を盗み出すことができる「怪盗」と呼ばれる存在。
プライド・自己顕示欲が非常に強く『怪盗スゴイ』と言わせんばかりにパフォーマンスじみたトリックを披露する傾向にあるがその一方盗みをする際には香水付きの予告状を出す・人を傷つける手口は好まないなど怪盗としての美学・ポリシーを持ち合わせており自分の名を騙る偽物は絶対に許さない一面もある。
「ジュエルリゾートを奪還せよ」ではジュエルリゾートをターゲットに予告状を出し様々なトラップでカジノ艇の面々を翻弄、そこに居合わせたバロワ・サーヤ・団長らと対峙している。
「呪われた財宝を追え」ではパラパゴ島に眠る宝を巡り一時バロワらと共闘、変幻自在に妙技を繰り出す大怪盗の能力を遺憾なく発揮している。
人物
「私が怪盗になった理由?フフ、その謎は謎のままにしておこうか」
性別・種族以外の経歴が全て謎に包まれたミステリアスな人物。
上記台詞の様に自身が怪盗となった経緯や過去すらも語ろうとしないがかつて元軍人であるバロワにまぐれで追い詰められたことがあり「ジュエルリゾートを追え」では「君は宿命のライバル」と彼の能力を認めている発言がある。
性格は気障でプライド・自己顕示欲が高いがその一方少年の様に無邪気な性質を秘めている。
実際彼を加入させた後でのシーズンボイスでは
・公然とイタズラが許されたハロウィンの日に自立駆動のカボチャを持参しそれを団員で試そうとする
(本人的には人を楽しませる類のものと後述)
・雪が降り積もる聖夜で団長に雪だるま作り勝負を挑む
・バレンタインにスノウマンの変装(どう見ても只の着ぐるみである)をして団長の部屋に待ち伏せ
等の様子がみられている。気障な彼の一面がみたい時は加入後の誕生日エピソードを参照されたし。
「呪われた財宝を追え」では怪盗シャノワールのパーソナルな部分により深く切り込んでおり、その一つが彼の元師匠であり「死の商人」と呼ばれる天才的犯罪者「ラインバッハ」の存在。
アウギュステ区長に完璧に成りすましパラパゴ島事件の一連の黒幕として暗躍したラインバッハは人々の苦痛・苦悶を喜ぶ残虐な性格をしておりかつて弟子だったシャノワールを「君の遺体を保存する装置は買ってある」と言うほどに病的に執着していた。シャノワールはかつて弟子として彼の元で変装技術やトリックを学んできたがその本質を知ってからは「師匠とはいずれどこかで決着をつけなければ…」と歪んだ感情を向けるラインバッハに対し改めて対峙する機会を伺っている様子がある。
性能
1アビ・大胆なる予告 | 自分に予告(攻撃UP/防御UP)効果 |
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2アビ・パズルトゥユー | 敵のチャージターンを盗む※予告効果付与時:盗んだチャージターンを味方全体に還元/自分にリドル(幻影)効果 |
3アビ・スプレンディドセフト | 敵の現HPに応じた無属性ダメージ/強化効果を1つ無効化※奥義ゲージを20%消費 |
奥義・ファントムシーフ | 水属性ダメージ(特大)予告・リドル付与状態の際追加効果発生 |
サポアビ1・怪盗の流儀 | 予告効果時攻防UP |
サポアビ2・プロデュースイリュージョン | リドル効果時連続攻撃確率UP |
予告・リドルの2種の自己バフを駆使して戦うオールラウンダー。一人でスロウ・ディスペルが出来るアビリティ構成は闇属性SSRのヴァンピィに通ずる面があるがこちらの方が使用方法に癖がある。
最も特徴的であるのが奥義時に発生する追加効果である。これは
1アビで「予告」を付けたまま奥義→「痕跡抹消」で12ターン後に大ダメージ
1アビ「予告」付与時に2アビを使用で奥義→「煙に巻く奇術(暗闇)」「自由を奪う劇薬(麻痺)」「心を盗む囁き(魅了)」のいずれかが発生
といった流れになっている。
彼の運用方法については
①敵のチャージが溜まりそうになったら1アビ→2アビを打って奥義
②コロッサス・マグナのシェルター等厄介な敵の強化効果を3アビで剥がす
③次元斬を幻影で回避
などがある。
予告・リドルがシャノワールの性能を底上げするバフとなっているためなるべくこれらを維持して戦っていく必要があるが難点としてはリドルは幻影扱いのため奥義を打つ前に付けると敵の攻撃で剥がされるという恐れがある。また予告のみ付与奥義で起きる「痕跡抹消」は発動が12ターン後とかなり遅くダメージ量もそこまで高くない点にある。
また奥義による魅了/麻痺/暗闇のランダム性は尖った強みを求められる高レベルマルチでは敵の弱体耐性を跳ね上げる要因にしかならない。一人で何でもこなす器用さは怪盗ならではといった持ち味であはあるためどちらかというとソロバトルでの運用が推奨される。
※2017年7月7日のバランス調整にて
・奥義「ファントムシーフ」
「痕跡抹消」の発動までのターン数が12ターン→4~8ターンへ短縮
「煙に巻く奇術」「心を盗む囁き」「自由を奪う劇薬」の弱体成功率が引き上げ
「自由を奪う劇薬」による「麻痺」が敵に命中した場合、通常の「麻痺」の命中による耐性上昇とは異なる扱いとなるように変更
・3アビ「スプレンディドセフト」
使用間隔が10ターン→6ターンへ短縮
使用条件「奥義ゲージを20%消費」の削除
・サポアビ「プロデュースイリュージョン」
「リドル効果」の幻影の回数が1回から2回へ引き上げ
とアビリティ発動時のデメリット消去や発動時ターンの短縮と強化が行われ、器用に立ち回れるようになっている。
バロワとの関係
「ジュエルリゾートを奪還せよ」以前から追って追われての関係である二人であるが「呪われた財宝を追え」ではお互いに昆虫が好きであるという共通点があることが発覚。エクストラクエストにて怪盗シャノワールが団長に託したクワノコ界の女神であるヴィクトリアクワノコをバロワが目にしたときに
「ああ、キスしてもいい」という感極まっての発言が名探偵の方から飛び出た位にはお互いの昆虫に対する審美眼はシナジーが合うのかもしれない。
またお互いがライバル同士であるが互いが窮地に陥った時には手を差し伸べる場面がみられている。
具体的には
・(バロワRフェイトにて)犯罪組織に追われているバロワに彼のサイズぴったりの変装道具を丁度いいタイミングで用意する
・(バロワR・イベントSRサーヤフェイトにて)犯罪組織に共に囚われていた幼女を助ける
・(バロワSRフェイトにて)彼が着用している衣装の送り主が…
などみられている。お気づきだと思うが殆ど怪盗の方からの塩の送りっぷりである。
しかし「呪われた財宝を追え」でラインバッハの罠に嵌められた際意気消沈するシャノワールをバロワが精神的に引っ張り上げる場面もみられたりとお互いがお互いの良きライバルたりえる所が多くみられる。
そしてシャノワールがSSRキャラとして登場後、なんと掛け合いが追加された。
その掛け合い内容については自身の耳で確認されたし。
余談
・2016/8/31の公式ガチャ更新時HPで怪盗シャノワールは「ジュエルリゾートを奪還せよ」時点でキャラ追加される予定であったことが明かされている。立ち絵だけでなくSDキャラも描かれていたが諸般の事情によりお蔵入り、その後「呪われた財宝を追え」で機会が恵まれた次第である。
・怪盗シャノワールをクエストクリア時に放置すると怪盗の姿から老爺、エルーン成人男性、テレーズ(バニー姿)といった姿に変化する演出がある。