概要
『カードキャプターさくら』に登場するクロウカードの一種。
英語名は「THE WATERY」、漢字名は「水」。
実体化すると人魚を思わせる少女の姿をとる。
四大元素カードの一つで、属性は月。攻撃用のカードでもあり、気性は荒い。
水を自由自在に操ることができ、実体を持たないために封印も難しいが、低温には弱く凍らされると動けなくなってしまう。
作中では
クロウカード編
原作ではさくらの通う友枝小学校のプールに、アニメではさくらが雪兎と共に訪れた水族館の水槽に潜んでいた。いずれも近づいた者の足を引っ張り、溺れさせようとしている。
高位カードであり、当時さくらが所持していた他のカードでは太刀打ちできそうになかったことから、ケルベロスは封印を見送った方がいいと考えていた。
しかし、雪兎の言葉からヒントを得たさくらのアイデアにより、原作では学校の、アニメでは水族館の冷凍室に閉じ込められ、凍り付いてしまったところを封印される。
その後、原作では公園の池の中に潜んでいた「幻」に近づく際、空気の確保のために「水」で作った球に入ったこともある。
また原作には「雨」のカードが登場しないため、さくらが別荘で曽祖父・真嬉と出会ったエピソードでは、虹を生み出すために「水」が使われている。
さくらカード編
原作ではエリオルとの決戦時に、アニメではクラスの面々と訪れた室内プールでの事件時にさくらカードに変えられている。
特に後者では、波の高さが増すプールに取り残された利佳を救うため、プールから吸い上げた水を雨のように室内全体に降らせることで、プールの水量を減らすことに成功した。