ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要編集

カードキャプターさくら さくらカード編』におけるキーアイテム。

主人公・さくらが、集めたクロウカードを自身の「星」の魔力で創り変えたもの。

ちなみに「さくらカード」の名付け親は知世である。


カードを変える際の呪文(アニメ版のみ)は、

「クロウの創りしカードよ 古き姿を捨て生まれ変われ 新たな主・さくらの名の元に」


カードを「変える」編集

月による「最後の審判」をクリアし、クロウカードの新たな主となったさくらだったが、カードを使い続けるためにはさくら自身の魔力によって創り変える必要があった。


「カードを創り変える」ことは新たな魔法を創造することと同義であり、相当な魔力を必要とする。そのため「さくらカード編」初期はさくらの魔力が十分でなく、カードを1枚変えるだけで猛烈な眠気に襲われていた。特に(アニメ版のみではあるが)元々魔力の消費が激しい「時」「戻」をさくらカードに変える際には、途中で倒れてしまったり、小狼から反対されたりもした。


2人の守護者配下の第一カードであり最上級カードである「光」「闇」は、それに加えて2枚(2人)の性質上同時に変換させる必要があり、その為にケロちゃんユエを星の杖に取り込み(その際は究極態とも言える専用のデザインに変化する)、加えて小狼の手助けもあってようやくさくらカードへの変換に成功させた。

またアニメ版では、「使用する理由もなしに無理に変えるとカードが暴走する」危険性があるとされていた。


このことを予期していたクロウ・リードの生まれ変わりであるエリオルの一計により、さくらは彼が起こす事件を解決する形で少しずつカードを変えて行き、魔力も強くしていった。

劇場版第2弾『封印されたカード』の時点ではさくらの魔力は相当強くなっていたようで、クロウカード52枚分の魔力を持つ「無」を一人でさくらカードに変えている。


変化の詳細編集

デザイン編集

赤を基調としていたクロウカードから、ピンクを基調とした絵柄に変化する。裏面の魔法陣もさくらの新しい「星」の力のものに変わっている。

さくらカード(雑)


原作では「盾」「剣」のように、クロウカード時から大きく絵柄が変化したカードも存在する。また、原作のさくらカードの絵柄には総じて「星」の意匠が入っているのが特徴である。(「雷」には入っていない)

アニメ版と共通して、「鏡」外的要因によって微妙に絵柄が変化している。


性質編集

基本的な性質はクロウカード時から変わっていないが、創り変える際にさくらの意思でその性質を変えることも可能。

代表例として、「翔」は杖の羽飾りを大きくして飛ばせるスタイルから、術者の背中に羽を生やすスタイルに変わっている。これにより、さくらは「翔」と「剣」を同時に使えるようになった。


変換順編集

斜体字はアニメ本編・OVAどちらも変換シーンが描かれていないカードを指している。

原作・アニメ共通編集

カード名英語漢字話数(原作)話数(アニメ)
ファイアリーTHE FIREY「火」7巻第2話第48話
ソードTHE SWORD「剣」7巻第4話第50話
ジャンプTHE JUMP「跳」8巻第2話第51話
フライTHE FLY「翔」8巻第2話第51話
ミラーTHE MIRROR「鏡」8巻第3話第61話
ウィンディTHE WINDY「風」8巻第3話第53話
フラワーTHE FLOWER「花」8巻第4話第54話
イレイズTHE ERASE「消」9巻第2話第52話
アーシーTHE EARTHY「地」9巻第2話不明
シャドウTHE SHADOW「影」9巻第4話第59話
メイズTHE MAZE「迷」10巻第2話第66話
イリュージョンTHE ILLUSION「幻」10巻第2話第66話
ウッドTHE WOOD「樹」10巻第4話第67話
サンダーTHE THUNDER「雷」10巻第4話第67話
グロウTHE GLOW「灯」10巻第4話第67話
シールドTHE SHIELD「盾」11巻第2話第58話
ウォーティTHE WATERY「水」11巻第2話第63話
ライトTHE LIGHT「光」11巻第2話第69話
ダークTHE DARK「闇」11巻第2話第69話

アニメのみ編集

カード名英語漢字話数(アニメ)
ソングTHE SONG「歌」第49話
パワーTHE POWER「力」第52話
スイートTHE SWEET「甘」第53話
ロックTHE LOCK「錠」第53話
ライブラTHE LIBRA「秤」第53話
ヴォイスTHE VOICE「声」第53話
サンドTHE SAND「砂」第53話
チェンジTHE CHANGE「替」第53話
ウェイブTHE WAVE「波」第53話
ダッシュTHE DASH「駆」第53話
ループTHE LOOP「輪」第53話
ビッグTHE BIG「大」第55話
リトルTHE LITTLE「小」第55話
スリープTHE SLEEP「眠」第56話
フロートTHE FLOAT「浮」第57話
バブルTHE BUBBLES「泡」第58話
フリーズTHE FREEZE「凍」第60話
ミストTHE MIST「霧」第61話
ドリームTHE DREAM「夢」第62話
タイムTHE TIME「時」第64話
スノウTHE SNOW「雪」第68話
リターンTHE RETURN「戻」第68話
クラウドTHE CLOUD「雲」第69話
サイレントTHE SILENT「静」第69話
レインTHE RAIN「雨」第69話
ショットTHE SHOT「撃」第69話
ファイトTHE FIGHT「闘」第69話
ストームTHE STORM「嵐」第69話
スルーTHE THROUGH「抜」不明
クリエイトTHE CREATE「創」OVA
アローTHE ARROW「矢」不明
ムーブTHE MOVE「移」OVA
ツインTHE TWIN「双」不明

※OVA=「すてきですわ、さくらちゃん! 知世のカードキャプターさくら活躍ビデオ日記2!」より

※上記の話数が不明なカードは第61話と推定されている(ストーリーの冒頭、ケロちゃんが「4枚さくらカードに変えた」と言っていた)


例外編集

アニメ版第70話の終盤、小狼の帰国を知ったさくらが自分の「本当の想い」に気づき、涙を流した瞬間に誕生。2枚の羽に包み込まれた大きなハートマークが描かれている。

元々あったクロウカードを変えたのではなく、さくらが一から作り上げたカードである。


劇場版『封印されたカード』の終盤、上記の「名前のないカード」と「無」とが融合したカード。


クリアカード編では編集

星の杖と共にしばらく使われていなかったが、さくらがある夢を見た翌日から全て透明になり、使用不能になってしまった。

ケルベロス曰く、「何の魔力も感じない」状態とのこと。


原因がわからないまま、さくらは新たに現れたクリアカードを使うようになっていったが、最近になってさくらカードが小狼の手元にあることが判明。

さくらの魔力の強大化を少しでも抑えるため、術を使って彼女の元からカードたちを離したというのが真相であった。


その「術」のために用いたのは、さくらとの再会時に彼女に渡したくまのぬいぐるみ

術を施したそれを通じて、自身の元へ送ったさくらカードの魔力を使えるようにしていた。

時間も魔力も相当に要するため、術者への負担は大きい。

また、小狼はカードの魔力を扱うのが手一杯であり、ケルベロスやユエの魔力までは賄いきれず、雪兎のみならずケルベロスにも眠気が生じるようになる。これに関してはエリオルが配下のスピネル・サン秋月奈久留(ルビー・ムーン)を日本に派遣し、彼らを介してエリオルの魔力を与える応急処置を取ることに。


」と「」によれば、さくらがこのことに気づかなかったのはカードたち自身が協力したため。

小狼が自分たちを連れ出そうとした際には拒否することもできたが、小狼の「さくら(=自分たちの主)を守る」という強い決意を感じ取り、受け入れることを決めたという。

ちなみに小狼の月の魔力で動いているためか、現在のカードたちには身体の所々に月のマークがある。


これらのことが明かされたエピソードでは、実際に小狼が「」を使用する場面が登場。カードには「SYAORAN」と彼の名前が書かれていた。


それ以前にも、小狼がさくらカードのものらしき力を使用する場面はいくつかあった。

特にアニメ版第14話では、クロウカード編で一時期小狼のものになっていた「」と思われる力が使われており、なかなか感慨深い場面となっている。


現実の「さくらカード」編集

過去には「さくらカード」という名のクレジットカードが発行されていた。発行元は同名の会社で、当時存在したさくら銀行(のちに三井住友銀行に吸収合併される)の子会社。そのため、作中でもさくらが「銀行のカードみたい」と発言するシーンがある。


関連タグ編集

カードキャプターさくら クロウカード

木之本桜

クロウ・リード 柊沢エリオル

クリアカード

関連記事

親記事

さくらカード編 さくらかーどへん

子記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 175169

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました