概要
『カードキャプターさくら』に登場するクロウカードの一種。アニメ版オリジナルのカードであり、原作には登場しない。
英語名は「THE BUBBLES」、漢字名は「泡」。
実体化すると、真珠の髪飾りを付けた泡のような髪を持つ人魚の少女の姿を取る。
界面活性剤を保有する泡を立てる能力を持つ。
早い話が石鹸の役目を担っており、元々はクロウがケルベロスの体を洗うために創ったらしい(後述)。
作中では
クロウカード編
本編では冬休み~春休みの間(第1期と第2期の間)に封印されたため、その経緯の詳細は不明。
第36話にて、ケルベロスが「春休み中もこれだけカードが増えた」と言いながら見ている複数枚のカードの中に、「泡」を確認することができる。
さくらカード編
第58話にて、誤って小麦粉を頭から被ってしまったケルベロス(元の姿)を洗うため、さくらカードに変えられる。
使用を提案したのはケルベロス自身で、何でも生前のクロウが実際に「泡」を使ってケルベロスを洗っていたとのこと。ただし同様に服や食器も洗っていたらしく、当時を思い出したケルベロスは「デリカシーがない」と憤っていた。
劇場版第2作『封印されたカード』
冒頭、知世がさくらのカードキャプターとしての活躍を記録したビデオを上映している場面で、「泡」の捕獲シーンらしきものが映っている。
それによれば、小学校の屋上で「泡」と対峙したようで(その時のさくらの衣装は原作版の最後の審判時と酷似していた)、小狼が「風華招来」の護符を使ってトドメを刺したらしいが、封印された「泡」はさくらの手に渡っていた。