CV: 佐久間レイ
「最終判断をするのは『ユエ』だけど、頑張ってね」
概要
『カードキャプターさくら』に登場するクロウカードの一種。
英語名は「THE DARK」、漢字名は「闇」。
審判者・月(ユエ)の配下の第一カードで、属性は月。
「鏡」同様特殊カードであり、封印のためにはまず名前を言い当てる必要がある。
魔力のある者を闇に閉じ込め、視野を完全に奪うことができる。その力でできた闇の空間は一種の無限ループとなっており、ひたすら走っても壁などにぶつからず元の場所に留まってしまう。
「光」がウェーブのかかった白髪とツリ目を持つのに対し、「闇」はストレートの黒髪とタレ目を持つ正反対の雰囲気の美女である。
「光」同様人間の言葉を話すこともできるが、「光」よりもワントーン低い落ち着いた口調である。
作中では
クロウカード編
原作・アニメ共に、さくらの通う友枝小学校の学芸会で初登場。
劇のクライマックスで発動し、その場にいた魔力を持つ者を闇に閉じ込めた(魔力のない者は何が起きたか気づいていない)。
さくらはカードの名前が「闇(ダーク)」であることに気づくが、それだけでは封印できず、「闇」本体が出現するまでは魔法の鍵を「封印解除」することもできなかった。
相棒の「光」がさくらの心の中から現れ、闇を照らしたことで自らもさくらの前に姿を現す。さくらを闇に閉じ込めたのは、彼女が新しい主に相応しいかどうかを試すためだったらしい。
そして、近い未来「月(ユエ)」による「最後の審判」が行われることを示唆しながら、「光」と共に封印される。
「『月(ユエ)』とは誰か」と尋ねるさくらに、「月はあなたの側にいるわ」と意味深な言葉を返すのだった。
さくらカード編
「光」と共に最後に残ったクロウカードとなり、ケルベロスや月、小狼の力を借りたさくらによってさくらカードに変えられる。
ちなみにアニメ版では、さくらカードになった後に使用されるのは「光」のみだが、原作では「光」がエリオルの闇を打ち破った後、まだ夜が明ける時間ではなかったために「闇」が使われている。