「炎よ、全ての雪を溶かせ!」
概要
『カードキャプターさくら』に登場するクロウカードの一種。
英語名は「THE FIREY」、漢字名は「火」。
実体化すると炎の髪と翼を持つ少年の姿をとる。
四大元素カードの一つで、属性は太陽。攻撃用のカードでもある。
正反対の性質を持つ「水」とは力こそ互角だが、「水」以上に気性が荒く攻撃的。封印前は不敵な笑みを浮かべていることが多かった。
作中では
クロウカード編
原作ではさくらと小狼・雪兎・歌帆が居合わせた路上で、アニメではさくらが雪兎と、小狼が苺鈴と訪れていた遊園地で初登場。
圧倒的な力で辺り一帯を炎で包むが、「風」と「水」との連携攻撃の前に敗れ封印された。
「火」の封印後、原作ではケルベロスが元の姿に戻り、アニメでは姿こそ戻りはしなかったものの、彼の力が少し戻っている。
また原作では、元の姿のケルベロスに「火」を使うと、ケルベロスが強大な炎を吐けるようになる場面がある。
アニメでは、封印後初めて使われたのは「雪」との対決時。
この時、さくらは「雪」が発生させた吹雪のせいで雪兎から進級祝いにもらった腕時計を失くしてしまっており、彼女の怒りに呼応するかのように町中の雪を瞬く間に溶かす凄まじい力を発揮した。
さくらカード編
原作・アニメ共にさくらカード第一号となり、さくらたちを襲った巨大な水の渦を蒸発させた。
アニメではその後第64話において、エリオルが起こした雪崩を止めるためにさくらが使おうとしたが、先に「時」を使ったことによる魔力の消耗が激しく倒れてしまい、発動せずに終わっている。
クリアカード編
冒頭で他のさくらカードと共に透明になってしまい、現時点で使用場面はない。
その一方で、似た能力を持つクリアカード「火焔(ブレイズ)」が登場している。