概要
『カードキャプターさくら』に登場するクロウカードの一種。
英語名は「THE FLOWER」、漢字名は「花」。
花びらのようなヒラヒラの衣装と、ツインドリルヘアーが特徴的な花の精を連想させる女性の姿をしている。
(ちなみに衣装は原作だと裾の長いトップスに踊り子風のズボン、アニメでは二段重ねのドレス)
ケルベロスは「髪の毛くるくるしたおねーちゃん」と表現していた。
能力はその名の通り、色々な種類の花を生み出すこと。ダンスも上手でかなり陽気な性格という事から、封印される前はよく踊っていたと思われる。
祝いごとやお祭りごとといった楽しいことが大好き。
本編では、さくらの亡き母・撫子に関するエピソードで登場することが多かった。
作中では
クロウカード編
原作・アニメ共に、さくらの通う友枝小学校の運動会で初登場。
運動会の楽しそうな雰囲気に浮かれ、校舎の屋根の上から大量の花を降らせていたが、降らせすぎてグラウンドを埋め尽くしてしまった。
封印しようと威勢良く進み出たさくらに対しても、警戒するどころか笑顔で近づいていき、彼女の手を取って一緒に踊り始める始末。
しばらく踊った後、結局全く抵抗することなく封印された。
ちなみに一度生み出した花は本体がカードに戻っても消えないようで、運動会の参加者は花の後始末に追われていた。
その後、園美と藤隆に撫子の花を与え、2人の間の雰囲気を和ませている。
また「鏡」が起こした事件では、クロウカードによる占いの中で桃矢に迫る危機を伝えている。
さくらカード編
さくらカードに変えられた際も、さくらが曽祖父・真嬉へのプレゼントに添える撫子の花を生み出すために使われた。
ちなみにアニメ版では、さくらが生前のクロウに会うために向かった過去の世界でも登場している。
春なのになかなか花を咲かせない桜の木を心配そうに見つめるケルベロスと月のため、クロウが「花」に頼んで満開にしてもらっていた。クロウが実際にクロウカードを使用する場面が描かれたのは、この「花」のみである。
グランブルーファンタジー
さくらのアビリティとして登場。見方をランダムで強化する。