概要
『カードキャプターさくら』に登場するクロウカードの一種。アニメ版オリジナルのカードであり、原作には登場しない。
英語名は「THE TWIN」、漢字名は「双」。
実体化するとピエロのような服装の双子の子供の姿を取り、前髪の色の違いで判別できる(一方は青、もう一方はピンク)。
あらゆる物を2つにする能力を持ち、その効果は建物や人間にまで及ぶ。また、封印時には2人同時に行動不能にしなければならない。
可愛らしい外見に反して戦闘力はかなりのもので、作中では一人で応戦した小狼が悉く倒されてしまっていた。
アニメにおける小狼の8枚目のカードでもある。
作中では
クロウカード編
第43話「さくらのさよなら苺鈴」で初登場。
夜の友枝町内で発動し、ポストや美術館の展示品、小狼の住むマンションや執事の衛(ウェイ)までも2つにしてしまう。
駆けつけた小狼やさくらは、「2人同時の戦闘不能」になかなか持ち込むことができず苦戦するが、さくらが「小狼と苺鈴なら同時に倒せるかもしれない」と思いつく。
2人はその通り息の合った攻撃で見事「双」の動きを止め、封印に成功。カードは小狼のものとなった。
さくらカード編
本編では変換の場面は描かれず、第61話「さくらとカードとプレゼント」において既に変換済みであることが示唆されたのみであった。
クリアカード編
冒頭で他のさくらカードと共に透明になってしまい、現時点で使用場面はない。
その一方で、苺鈴が上述の小狼との共闘を思わせるさくらとの見事な連携を見せ、動きを封じたクリアカード「争闘(ストラグル)」(こちらもアニメオリジナル)が登場している。