概要
『カードキャプターさくら』に登場するクロウカードの一種。アニメ版オリジナルのカードであり、原作には登場しない。
英語名は「THE LITTLE」、漢字名は「小」。
実体化すると毛先のハネたロングヘアの少女の姿をとるが、その名の通り大きさ自体が非常に小さく、人間からは小さな粒のように見える。
触れた相手の身体と魔力を小さくする能力を持つ。一度小さくされた者が元に戻るには、再度触れる必要がある。
悪戯好きな性格で、飛び跳ねるように移動するためなかなか捕まえられない。
初登場時は小さくなったさくらが苦労する様子を見て楽しそうに笑っていた。
作中では
クロウカード編
第24話「さくらの小さな大冒険」で初登場。木之本家の藤隆の部屋に現れ、気配に気づいて駆けつけたさくらを小さくしてしまう。
その後はさくらをからかうように逃げ回り、木之本家に来ていた知世までもが触れそうになるが、ケルベロスの助けを借りたさくらが再び触れて元に戻り、封印に成功する。
ちなみにその後、知世手製のタルトを一口分しかもらえなかったケルベロスが「小」で自分を小さくし、特大サイズになったタルトにかぶりついている。
さくらカード編
第55話「さくらと不思議の国のさくら」にてさくらカードに変えられる。
エリオルの魔法で『不思議の国のアリス』の世界に迷い込んださくらが、先に使った「大」で大きくなり過ぎた自分の身体を元に戻すために使用した。