概要
『カードキャプターさくら』に登場するクロウカードの一種。アニメ版オリジナルのカードであり、原作には登場しない。
英語名は「THE SLEEP」、漢字名は「眠」。
実体化すると小さな妖精を思わせる少女の姿を取る。
光る粉を振りかけて相手を眠らせる力を持つ。
強い魔力を持つ者に対しては効果はないが、初登場時(第22話)は何故かケルベロスに効果があったり(まだ力を取り戻していなかったことが原因である可能性も)、逆に魔力がないはずの知世に効果がなかったり(第45話以降)といった矛盾が存在する(任意で眠らせたくない人を選べる可能性も)。
作中では
クロウカード編
第22話「さくらとやさしいお父さん」で初登場。さくらの父・藤隆の務める大学に姿を現し、手当たり次第に粉を撒いて人々を眠らせる悪戯(?)をしていた。
俊敏な動きでさくらを翻弄するが、最後は「風」によって捕まり封印された。
その後は、大勢の人々のいる場所で魔法を発動する必要性に迫られた際などによく使われている。
さくらカード編
第56話「さくらとケロのお菓子な出会い??」にて、スッピーことスピネル・サンが酔っ払って大暴れした事件の際にさくらカードに変えられた。
ちなみにこの時「眠」の使用を提案したのはケルベロスで、スピネルを止めることには成功したが、スピネルが起こしたお菓子の食い荒らしや校庭の破壊は全てケルベロスのせいにされてしまっている。
劇場版第2作『封印されたカード』
「なでしこ祭」当日の朝、「無」が友枝小学校に現れた際、騒ぎ出した皆を眠らせるために使用。
しかし、さくらの意思に反して強制的にカードに戻らされ、そのまま「無」の元に吸い寄せられてしまった。
クリアカード編
冒頭で他のさくらカードと共に透明になってしまい、現時点で使用場面はない。
その一方で、似た能力を持つクリアカード「転寝(スヌーズ)」が登場している。