1997年にプレイステーションで発売されたRPG作成ソフト。
メモリーカードの複数枚使用によるシナリオの拡大、
内部搭載ツールによる、一部グラフィックの編集、
システム面の大幅な強化等で制作の自由度が大きく向上した。
これにより、RPGツクールであるにもかかわらず、
RPG以外のジャンルを制作する者も現れ、
中には格闘ゲームなどを作ってしまう強者も居た。
しかしながら、相変わらず、ボスのHP設定が4桁までだったり、
属性が4つまでしか設定出来ない、魔法アニメの素材が微妙、
RPGツクール2では可能だった、敵に効果のある魔法が個別に設定出来ない等の不満があり、
やはり、現在のツクールシリーズと比べると、その不便さが目立つ。
別売の「音楽ツクール かなでーる2」を使用する事で、
BGMを追加する事も可能だが、コンバートにバグがある為、
作ったままのBGMを使用するには、ちょっとした変更が必要。
前身であるRPGツクール SUPER DANTEや、
RPGツクール2に比べると、何故かBGMの評価が極めて低い。
発売から10年以上経った現在でも、未だ非常に人気が高く、
ネット上では様々なテクニックや作品が紹介されている。