概要
2012年に野田数、元杉並区長・山田宏らの東京都議員が中心となって結成された地域政党。
結党当初は「日本維新の会」(同名政党が二党ある内の2012-2014のいわゆる「初代」)との連携を前提とした傘下組織であったが、下記の「大日本帝国憲法復活請願問題」で同党との連携関係を解消された。
大日本帝国憲法復活請願問題
2012年の10月に突如日本国憲法は無効であり、大日本帝国憲法が今も有効であるという請願を都議会に提出。「我々臣民としては、国民主権という傲慢な思想を直ちに放棄」すべきと主張した。日本国憲法を前提とした現代の法秩序を全否定するものとして都議会は騒然となり、圧倒的多数で否決された。
これによって野田数は代表を辞任。山田宏が後任代表となり、上記「憲法無効論」を採らないことを表明して、日本維新の会との連携を回復した。
以後の選挙と党勢
2012年12月、第46回衆議院議員選挙において、野田・山田の両名が比例復活の形で当選。
2013年5月に山田を会長とした「維新東京支部」が発足され「東京維新の会」の独自の活動はほぼ見られなくなった。
2013年の都議会議員選挙において都議会の過半数を超える34人の候補を擁立するも橋下徹の慰安婦発言などの逆風を受け、公示前議席3を下回る2議席にとどまる惨敗。
2013年7月の参院選にも東京選挙区に候補を擁立するも、落選した。
解散
2013年9月、正式に東京維新の会の東京支部となり「東京維新の会」は12月に解散した。