長瀬まゆみ
ながせまゆみ
CV:多田このみ
概要
津成木第一中学校の女子生徒で、朝日奈みらい&十六夜リコのクラスメイト。
やや落ち着いた性格のしっかり者。
みらいとは中1の時も彼女と同じクラスだったので仲が大変良い。
そのため、みらいが興味の有無によって、集中力に大きなムラが出ることもよく知っていた。
実は入学時、親の都合で一人だけ離れた中学に進学することになったため、周囲と溶け込めないでいたが、髪留めを失くした際にみらいが探してくれたことがきっかけで打ち解けるようになった。
一方、リコに対しては出会ったばかりの頃はやや壁を感じていた。これはリコがナシマホウ界デビューにあたって無理して優等生らしい振る舞いをしていたたためである。しかし、話数が進むにつれてリコが素の自分を見せるようになり自然に距離は縮まっていった。
なお、リコが余裕ぶっているように見えて影では大変な努力をしていることも見抜いており、人を意外とよく見ていたりもする。
また、劇中ではクラスメイトである勝木かなと同じシーンに出てくることが多い。
ただ、序盤のころはただのクラスメイト同士というだけで、特に仲が良いというわけではなかった。第16話ではまゆみとかなは補習メイトが魔法の絨毯を使って帰っていく姿を遠目で目撃してしまったが、まゆみはこのことを何かの見間違いだとして、魔法つかいを見たと騒ぎ立てるかなの言動に同調することはなかった。ただ、かなの言葉はかなにとっての真実であることをなんとなくは理解しており、かなのことを変な子みたいには思っておらずごく普通に接している。このあたりもまゆみが人の本質を見抜く力があることを示している。かなにとってもまゆみは接しやすい相手のようで、話数が進むにつれて少しずつ仲良くなっていった。
まゆみは決して人見知りする性格ではなく友達は多いが、先の入学時でのエピソードや初期のリコやかなとの関係からわかるように、誰とでもすぐに仲良くできるタイプでもない。相手のことをちゃんと観察しよく知ってからでないと距離感を掴みにくいのだと言えよう。
なので、第34話では名前も知らない他校の男子生徒に一目惚れしてしまい、互いによく知り合ってもいないのに自分から思いを打ち明ける勇気が持てなかった。みらい達の応援があってようやく想いを伝えることが出来たほど(なお、結果は相手に彼女がいたため玉砕)。
なお、この回のまゆみの姿はこれまでのイメージとは全く違う、恋に狼狽する乙女そのものであり、話題となった。
また、この34話でかながまゆみの初恋に心から共感してくれたことをきっかけに、2人は名実ともに親友同士となっている。