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概要

魔法学校の補習クラスでの同級生であるジュンケイエミリーの3名のこと。

ファンの間では便宜的に「補習組」という名称が付けられていた。

しかし第16話での再登場の際に「補習メイト」という名前が公式のサブタイトルで発表された。どうやら演じる声優間でも浸透しているらしい。

しかし本編でも第27話などでは他の生徒から「補習組」と呼ばれており、あながちファンの呼称も的外れではなかったようだ。

それぞれ癖のある性格、というより悪い癖や欠点がありそれ故にリコとともに留年の危機に立たされ、春休みに補習を受けることになってしまった。

この3人にリコを加えた4人は、進級がかかった補習として6つの試験を受けていた(1つでも試験を落とすと留年)。校長の裁定により特別短期留学生として帯同するみらいは留年の危機はないが、校長指示によりリコと試験の合否を共有していた。

3人とも脇役キャラにもかかわらず、いかにもプリキュアになれそうな容姿(色分け)や個性的な性格から、登場初期より高い人気があり、ボーカルアルバムにも三人合同のキャラソンが制作されるまでになった。

魔法界の登場人物故に主人公の朝日奈みらいが住むナシマホウ界が舞台となるエピソードではほぼ登場しない。しかし僅かな交流の中でもみらいと深い友情を築いており、大事な友人としても取り上げられている。

補習授業の時にみらいたちと苦難を共にした経験はそれぞれが自分に足りないものを見つめ直すきっかけになったようで、2年生になってからは各自自身の欠点を改善すべく努力を重ねている。

第16話ではフランソワの引率の下ナシマホウ界へ。周囲には「リコの故郷の友達」として紹介され、正体がバレそうになりながらもナシマホウ界滞在を楽しんだ。

この時は3人が予想以上の成長を遂げているのを目の当たりにしたリコが焦りを感じるという展開でもあった。

魔法界夏休み編では、それぞれ魔法つかいとしても人間としても成長している姿が見られる。また、決戦終了後の5年後を舞台とした最終話では、成長した彼女たちが学校卒業後にようやく訪れることのできたナシマホウ界を満喫する姿も描写されていた。

今作の魔法界は”従来シリーズとは違い敵組織の戦力が制限されている為人々が生活する場所として機能している”という珍しい性質があり、そこを故郷とするリコだけでなく主人公のみらいも魔法界で学業にいそしんだり寝泊まりする描写がされている。そのため、シリーズでは珍しい”主人公達がプリキュアとは知らない異世界の住民”であるし、魔法界の人間がどのような思考で生活し成長するかという例を示す為か、同年代のプリキュアモブとしてはかなりの出番がありメイン回も用意されている。

メンバー

詳細は各自項目も参照の事。

補習メイトのリーダー格的存在。ボーイッシュで姉御肌の青髪少女。ナシマホウ界へ行こうとするあまり授業をサボったために補習クラスへと入れられる。しかし補習は普通に真面目に受けていたのでサボり癖があるわけではないようだ。やや乱暴な性格で、皮肉を言うこともあるが根は悪い人間ではない。

おっとり系のブラウン髪少女。おっちょこちょいで極端な忘れ物癖がある。そのせいで補習を受けることに。ややのんびりした性格だが、噂話をみんなに伝える時はとても饒舌になっていた。みらいのおかげで多少忘れ物癖が改善されている。

視聴者から本作のあざとイエロー枠として話題になった黄色髪の眼鏡っ娘。気が弱くて高所恐怖症。高いのが苦手なせいで箒の試験で落第し、補習クラス入りする。気の弱さはところどころで目立つが、高所恐怖症はみらいのおかげで多少克服した。

モチーフ

本作はオズの魔法使いをモチーフとして利用しているのではないかという考察が存在しているが、この3名もその説に当てはめられている。

それに基づいて考えると、この3名は「主人公と一緒に旅をする仲間達をモチーフにしている」と言われている。

具体的には「心を失ったブリキのきこり」がジュン、「脳のないかかし」がケイ、「臆病なライオン」がエミリーといった具合だが、正しいかどうかはスタッフが言及してくれるのを待つしかない。

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