既要
ドナルドの進化版。
端的な説明をすると強いの一言に尽きる。
具体的な変更点
まず顕著に表れている点に攻撃力がある。
何とその威力たるやガードしていようが即死することもある。
(威力に関しては設定で弄っている部分もあるので設定
次第では標準的な火力に落とすことも可能。)
そしてその攻撃方法だが、通常のドナルドと比較して投げつけるハンバーガーの数が増加している、それも倍加程度の話ではないほどに。更に攻撃速度・移動速度共に普通のドナルドとは比べものにならないくらい上がっており、まさに隙がない。 また画面端に沿って移動する紫色のリングを投げたり、あろうことかライバルショップであるバーガーキングのマスコットの顔面を爆弾として投げるなど、恐ろしい攻撃をこれでもかと繰り出す。
そして体力と技ゲージが自動で回復、蓄積されていく。そのためCPUが操作した場合は凄まじい火力のゲージ技を乱発するなどという恐ろしいことをやってのける。更に高い声でランランルーと叫びながら行うランランルーバーストは超強力な攻撃をするのに加え受けたダメージ(赤色に変化してる体力)を一瞬で全回復できるというチート技を併せ持つ。
また、キャラのものによっては強烈なグロ技を用いるものもいるので注意。
外見並びに特徴
ドナルドの全身をモノクロにしたような姿をしている。
ドナルドと比較して瞬間移動で移動し、声はピッチが下がったような感じになっているほか、機械的な呼吸音までする、足音はまごうことなくロボットのソレ。また、負けた際には何故か悲しみの向こうへがどこからともなく流れ出す。
カオスサドンデス
ダークドナルド特有のシステムで、ラウンドコール直後に恐怖画像と絶叫を同時に発動するという代物。(時折ネタ画像も来るが。)使用されている画像はリーガン(エクソシストのアレ)、スマイルドッグ(画像が手前に急接近する演出がある)、赤と黒に色彩加工されたドナルドの画像と挙げると枚挙に暇がない。
亜種
ここには改変つながりで他のドナルドも記載しておく。
改造ダークドナルド
ダークドナルドをさらに改造したもの。アイコンの目つきと口元が鋭くなり攻撃力・体力の回復力が少し上がっており、ブラックホールなどのチート技を使う。 更にあのランランルーバーストも健在で更に強くなった。
エビルドナルド
ダークドナルドよりも若干殺傷力が高く、アイコンも口を大きく開けて咆哮しているものに差し替えられた。通常カラーのドナルドをネガ反転した姿をしており、ボイスにはG-Magorという音声加工が付け加えられたりとやりたい放題である。特にこの種から搭載された「バッシャー」という技は威力がかなり高く、下手をすればゲージを瞬く間に削り取られる。
ダークドナルドaegis
ダークドナルドに%n=f1&f5等の技術を搭載して、攻撃力を非常に強化して出来たキャラ。防御力が狂クラスであり、攻撃に耐えることができれば簡単に撃破することが出来るが、試合開始と同時に相手の体力を強制的に0にすると共に試合の残り時間を0にするという、論外下位クラスの攻撃力を持つため、狂キャラはおろか神キャラでも十分な力を持っていないと、即死させられるか引き分けにされてしまう。
鬼ドナルド
赤と黒を基調としたカラーのドナルド。
殺傷力は改造ダークやエビルよりも上であり、普通のキャラで勝つことは不可能。
いわゆる論外キャラとして位置付けられており、システム面での対策を施していないキャラでは秒殺がテンンプレと化す。
特に、鬼ドナルドaegisに至っては、一時期はmugen最強クラスのキャラの一人とされた事もある。
マルチドナルド
恐らく最初に製作された神キャラドナルド。カラーとしては10pまでは普通のドナルドに近く(技が追加されている)、11pは12pの弱体化版である神ドナルドとされており(ランクは狂上位?)、12pにするとサナトスドナルドといわれる神下位キャラに変貌する。どちらかというと防御力を重視されており弱点を攻撃されない限りはかなりの防御力をもつが、たまにhitdefといわれる弱点を外に出してしまうようで、そこを攻撃することで簡単に撃破が可能である。ちなみに、全ての神キャラのなかでもかなりの古参の部類に入り、製作当時は「論外に片足を突っ込んでいる」と認識されていた。
エンシェントドナルド
マルチドナルドの上位互換。特に12pが超強化されており、神下位だったのが論外中位(上位?)の動くキャラとして強化されている。12pはエンシェントサナトスドナルドと言う名前であり、鬼ドナルドの項目でちらっと語られている鬼ドナルドaegisのシステムを移植して作られており、2014年辺りまでは「動くキャラとしては最強で、動かないキャラを含めてもmugen最強クラスのキャラ」とされていた。
エクセレントドナルド
現在は入手が不可能な神キャラに分類されるキャラクターであり、カラー選択によっては論外化するキャラクター。あの禍霊夢と同等の強さを誇る。最終更新は2014年頃であるというのに、2017年に製作された論外キャラの攻撃に耐えて見せるという事をやってのけている。特に12Pカラーを選択すると変化するファイナルエクセレントドナルドはかなりの強さを誇り、一時期はこのキャラの撃破が多くのキャラの課題ともされた。実は、このキャラは未完成のまま更新が止まってしまったキャラであり、予定ではアライアンス・インフィニティという別のキャラに統合した上で完成させる事になっていたのだが、製作者にとある事情ができてしまい、現在のβ5.5版が最終更新となってしまった。現在は配布サイトが消滅しているため、いくら探しても入手は不可能であったのだが…。
ドナルドSOLOシリーズ
このシリーズのドナルドは強さとネタを兼ね備えた(色々な意味で)ハイスペックなユニットばかりであり、新たに様々な属性のシェイクをばらまく「マテリアルシェイク」や、設置型トラップの「チーズマイン」などを使用してくる。特にマテリアルシェイクは当たり判定がそこそこ広いため、回避は至難の技となる。また、頻繁に使用する「カウンターテレポート」が非常に厄介であり、これを連続で使用してくるので攻撃一発当てるのにも一苦労する。
ただ、イントロにおいて捻挫することがあり、バージョンによってはその際食らったダメージが引き継がれる。
特異系ドナルド
特異シリーズとも呼ばれる。名前に必ず特異と入るキャラ群。一部のキャラは通常のドナルドの二倍ほどデカイ。攻撃も大きく重いものが多いので撃破は容易くはない。また、このシリーズのキャラを一部改変した派生種も少なからず存在しており、特異シリーズが人気であることを匂わせる。
斬殺意志
ドナルド系列の改変キャラではかなり有名な部類に入るキャラで、神キャラ界類でも敵うキャラはそう多くはない。名に斬殺とついているように斬撃系の技がメイン。キャラグラフィックは真っ黒なドナルドに青い炎が揺らめいた姿をしており、外見だけでも威圧感は凄い。
ソウルドナルドシリーズ
揃いも揃って強豪揃いな改変シリーズの一つで同ランクのユニットとなら大技の打ち合いが絶えない。ダークドナルド系列ではないのにカオスサドンデスを搭載している個体が確認されており、ランランルーバーストの使用も確認されている。
調味料シリーズ
名前に調味料の名を持つシリーズ。自動回復や凶悪技術を持つものも存在するほか、
作者の悪ふざけでとんでもないスペックになったものもいる。特にケチャップドナルドなどは即死技などが用意されているため油断ならない。
パワフルドナルド
神キャラドナルド改変の1つ。カラーによって強さが大幅に異なり、狂下位から神中位(設定によっては準論外)まで調節が可能である。最強設定カラー以外のカラーは、オリジナルのドナルドに技を追加して性能も少し強化した程度であるが、最強カラーはキャラの生死を判断するデータを操って相手を殺す「直死」という技術を使われてもある程度は耐える
という論外クラスの防御力を所有しているため、神キャラでこのドナルドを倒すことはほぼ不可能である。さらに、2017年に更新されたときにはあろうことか設定によっては直死を使えるようになったので攻撃力まで論外クラスになったため、設定によっては本格的に神キャラでは手がつけられなくなった。
断罪者
神キャラドナルド改変の中でも五本指の中に入るであろうキャラの一人。専用対策がとてつもなく多く、専用対策の数は三桁は軽く越えるほどである。また、専用対策がなくても汎用力もかなりあるので、ランクは神キャラ最上位に区分されている。尚、毎年神キャラのランキングが発表されるのだが、このキャラは2016年にそのランキングで見事9位を獲得した。ちなみに、ドナルド系の神キャラが一桁に入ったのはこれが初めてである(某製作者は「あんなに数が多いドナルド改変が一桁に入ったことがなかったのは正直、意外」と語っている)。
pierrot
斬殺意思と双璧をなす有名な改変キャラ。イメージカラーは青であり、斬殺意思と同様、こちらも斬撃をメインとした戦闘スタンスを取る。斬殺意思との試合では専用イントロが発生するようになっており、実力も互角と、まさに斬殺意思のライバルにふさわしい完成度となっている。
ボイス差し替え系ドナルド
この辺りのキャラは凶悪技術などそっちのけで通常のドナルドのボイスを別のものに差し替えたのみのものが多い。著名なものではドナリオ(マリオのボイスに差し替えられており、アイコンにも髭がしっかりと生えている。)やドムスカ(言わずもがな某大佐の声で喋る。)などであろうか。一応凶悪キャラも存在しており、エンシェントドナリーデスというドナリー(ボイスがブロリーになっている。)が存在する。
冥界意志
神キャラドナルド改変の中でも強さは五本の指に入る。紫と黒を基調としたカラーで画面内を所狭しと暴れまわる。このキャラにはカラーが存在せず、その代わりに4段階の「形態」が存在し、形態が進むごとに使ってくる技も強力になっていく。中でも第四形態時に放つ冥姫(同じ作者が作ったキャラ)との合体技
「冥ヲ以テ全テヲ裂ク裁キノ空間」は大量に盛り込まれた凶悪技術が襲いかかる大技となっており、ほとんどのキャラが撃沈される。(しかも相方の冥姫も放つ)
slaughter_donald
論外キャラの有名シリーズの一つであり、殺傷力は前述した改変キャラたちをことごとく屠るほど。特にslaughter_fantasia_donaldは、絶対に勝つことを約束されたドナルドことVRVドナルド(こちらもある凶悪技術で敵をことごとく滅していく論外キャラ)ですら敗北する恐るべき殺傷能力を持つ。ちなみにslaughterという単語には「大虐殺」という意味があり、敵をたちどころに敗北させていく本キャラ群にふさわしい名である(ちなみにスローター系列は筆者が覚えている物を製作順に挙げるとSD、SDH、SDKE、SDU、SDOTE、SDL、SDA、SDUM、SDRE、SDF、SDRESという種類がある)。
VRV_donald
別名「絶対に勝つことを約束されたドナルド」。
Slaughter donald系列と共に、これまで列挙したキャラたちとは別枠扱いされている「外部キャラ」と呼ばれる存在で、文字通りmugen外部のソフトウェアと連動することにより相手を撃破するというmugenの中でも規格外とされる存在。もはや「mugenというゲームの1キャラ」という範疇を逸脱して「一つのソフトウェア」と言っても差し支えない。攻撃としては、某戦隊の巨大戦力の必殺武器で相手を消し飛ばすというムービーが流れ試合終了。たったこれだけである。ちなみにコンフィグの記述をいじることで外部連動をOFFにできるが、外部なしでも論外レベルに強いので、どちらにせよ格ゲーやめないと勝てない。
仮想ドナルド
バーチャルな空間の中でふよふよ浮いている緑色のドナルド。
例に漏れず凶悪技術のオンパレードであり、やはり神キャラはおろか、論外キャラの上位の部類ですら蹴落とされてしまうほどに殺傷能力は高い。それもそのはず、このドナルドも外部キャラなのだから。現在でも根強い人気を持つキャラクターで、一時は有志による再現キャラが現れた。ちなみにエクセレントドナルドの隠しカラーという情報が一時流れたが、まったくのデマである。(本来の隠しカラーはTacitly Final Excellent Donald(事実上の13Pカラー)とエクセレントドナルド 零(256Pカラー。ある方法で選択可能に。)である。尚、仮想ドナルドは、アライアンスインフィニティの一部という設定である。)
現実ドナルド
プレイヤー消去という恐ろしい技術を使用するキャラで、アライアンスインフィニティのメインカラーとなるはずだったキャラ。コイツの使用するプレイヤー消去という技術は相手キャラクターの存在定義ファイル(defファイル)を消しとばしてしまうという恐ろしいもので、攻撃力も他のキャラと比較すると雲泥の差がある。幾つかの個体が確認されており、最も有名なキャラは現実ドナルド・忌や現実ドナルド・虚などだろうか。ちなみに現実という名の論外キャラも実在しており、こいつもこいつで大概な凶悪キャラである。
サディストドナルド
%n1、%n5、直死、P消去と、凶悪技術をありったけ盛ったようなキャラクター。
実力はかのF-EXとタメを張るほどの凶悪キャラ。しかも上位種としてサディスト零というキャラ群が存在しており、凶悪技術のレベルによってvery easyからvery hardまでの区分が存在するという。
12Pカラー
12Pカラーになると色が明るくなり、攻撃力がかなり上がり、更に攻撃に特化したユニットになる。
上には上がいる
このように敵無しに見えるダークドナルドだか、勿論弱点もある。
まず当たり前だが論外キャラには勝てない。これはそのほかのキャラにも当てはまる。
まだ回復する体力も一応ドナルドと同じ体力なので一瞬で落とせば意味が無い。
また、ブラックホールなど、連続攻撃には弱く、ランランルーバーストも使ったあと一瞬だけ硬直するので結局意味が無い。
キャラのマナー
これは別にドナルドの改変キャラに限られたことではないのだが、基本MUGENキャラの配布場所を誰かに尋ねることはタブーである。そもそも他人に聞いてまで欲しいキャラなら自分で調べて入手する方が手っ取り早い。それもせずにただただキャラの配布場所を尋ねるのは怠慢が過ぎるというもの。
欲しければ自分で探し出すのがMUGENキャラの入手ルールである。
調べても出てこなかった場合はその趣の文を添えてクレクレスレという道案内に頼るか潔く諦めるのが吉である。(まぁクレクレスレ自体もMUGENファンからすれば褒められたものではないのだが。)
関連タグ
ドナルド・マクドナルド:2次創作では彼の影のような存在として扱われることも。