CV:飯塚昭三
概要
ゴビ砂漠で名をとどろかせた、「モンゴルの鬼」の異名を持つ将軍。
黒十字軍の将軍の1人で、二代目大幹部を務める。前任の日輪仮面とは異なり鋼鉄軍団と呼ばれる直属の仮面怪人軍団を率いている。
鋼鉄軍団は『鋼鉄』の名に恥じず鉄の爪仮面、鉄カン仮面、鉄グシ仮面の様に「鉄」を冠した名前をつけたり、歯車仮面、カミソリ仮面、針金仮面の様に「金属」を連想させる名前をつけたりした仮面怪人が多く、テムジン将軍とは文字通り「鉄の絆」で結ばれていた。
非常に誇り高い性格で、作戦の失敗が続いたことを悩み、配下のスチール仮面に自らの処刑を命じたほど。
指揮能力に長けていて、ゴレンジャーを何度も窮地に陥れた。初戦ではゴレンジャーを出し抜き古代アトランティスの飛行船を奪取している。
本人の戦闘力も高く、鞭やロケット弾を発射する三つ又の鉾、両眼からの破壊光線を駆使して戦う。
更に、コンドラー爆撃部隊を結成して黒十字軍の航空戦力を整えた。
最期はミサイル基地を破壊された為、総統に火の山仮面マグマン将軍との共同作戦を命じられた。
その事でプライドを傷つけられたため抜け駆けしてゴレンジャーに決戦を挑む。吸着機能を持つ凍結装置を装備した装甲服でゴレンジャーストームを二度も防いだ。
更に、バリブルーンを乗っ取って特攻を仕掛けたがアオレンジャーのコントローラーによってバリブルーンの制御を奪われ、更に機内温度上昇により凍結したゴレンジャーストームが解凍してしまい、バリブルーンを道連れに壮絶な最後を遂げた。
バリブルーン撃破はバリドリーンの登場によって結局無意味となるが、最期まで黒十字軍の為に戦った誇り高き死に様は、総統からも称賛された。