概要
噂では・・・
かの八神将ブラミモンドは、己のすべてを闇にゆだねた者だといいます。
感情も記憶も、すべて闇の中に溶かし・・・
そうして、竜を倒すための力を得たのだとか。
人竜戦役の時代、黙示の闇を操ることで竜族を滅ぼした謎多き者ブラミモンドその人。人竜戦役の終結とともに姿を消し、エッケザックスを除いた七つの神将器の力を封印した。八神将でも明らかに別格の能力を持つ。
その正体は謎に包まれており、己の記憶も何もかもを闇に捧げた代償でブラミモンド自身でさえ自分が何者であったのかを知らない。存在そのものが秩序や現象のようなものと化してるためか「世界が滅びようと知ったことではない」など、既に人間の尺度では理解できない意思で動いているのか、もしくは動かされているのかそれさえ明らかではない。また、同じく闇に奪われたことによる人格の消失から、声も喋り方もその直前に聞き取った声や人格をコピーすることで人間としての会話を成立させている。
能力の高さでは遠方に眠る神将器の力を瞬時に解き放つことができるなどアトスでさえ及ばない能力を持ち、ネルガルが己の理性を消失してなお得られることなく探し求め続けていた死者蘇生を可能とするなど、伝説の魔導士と呼ぶに相応しいこの二人さえ霞むほどの力を持つ。
まさに、本物の化け物である。
烈火の剣での活躍
アトスとともに八神将の生き残りとして登場。千年近い年月をただ一人、薄暗い封印の神殿の地下で過ごしており、そこから世界の様子を見ていた。最後の場面でニニアンを生き返らせて主人公を助けるなど、最後の最後で意外に美味しいところを持って行った気がしなくもない。
その素性について
無論その正体は不明であるが、竜を滅ぼす力を得るために闇の魔術へ己のすべてを捧げたことから元々は竜という存在への非常に強い憎しみを抱いていたことが推測される。また神将器の封印やその解除を自在に行うことができるなど、神将器やそれらを超越した封印の剣や炎の紋章はブラミモンドによって創造されたものではないかとの説もある。
なおブラミモンドや闇の魔導士が操る闇魔法とは古代魔法とも呼ばれ、失われた魔術としてその効果は世界を傾けるほどの魔力を秘めたものとも言われている。