概要だってよ、大統領
政府の諜報部員をつとめているらしいミルクちゃんが、毎回大統領のしょーもない指令を受けて事件にいどむ物語。
ポップで可愛らしいキャラクターからは想像も付かない毒舌腹黒ギャグと不条理すぎる展開からマニアックな人気を獲得し、放送から10年以上経った今なお新作が作られている。
OPテーマ:狼なんか怖くない
EDテーマ:ツッパリHighschool Rock’nRoll〜大統領編
大統領は人物紹介なんてできないでしょお?
ミルク 声:中村春香
「ばかっつら~~~!」
宇宙人っぽい、謎の少女。毎回大統領から指令を受けて様々な事件を解決(?)しにあっちこっち飛び回っている。
性格は理不尽そのもので、ものすごいワガママ。飴を専用の機械で舐めるほど怠惰で、家賃も半年近く滞納していて払うつもりなど全くなく、借金も平然と踏み倒している。口癖は気に食わないときの「ばかっつら~!」(方言で『ばかもの』の意味)。
電話に出るときいつも「は~い○○です…な~んつってな」と小ボケをかます。さらに大統領からなら「あ、○○?○○でしょお?」とネタふりをする。
いつも大統領に電話で無駄話に付き合わされるため、ときに「くどいんだよ~このばかやろうが」などの暴言を吐き突き放す。
テツコの扱いは普段は散々だが、心の底ではパートナー視しているらしく、壊れたテツコを取り替えられそうになった時には拒むなど、思いやりの心が全く無い訳ではない模様。
テツコ 声:柚木涼香
「ロマンチックゥ~~~!」
ミルクちゃんの保護者的立場のロボット。悪趣味で何の役にも立たない為かミルクちゃんには完全になめられている。
王様のアイディア研究所研究の生まれで、訪れるたび、「ここに私を作ったパパがいるのね~ロマンチックゥ~!」…と思いを馳せる。しかし、所長のアイパッチ博士からは「ガラクタ」呼ばわりされるなど、毎度ひどいイビリを受けるため、「この人が私のパパじゃありませんように…」と切に願う。
ハナゲ 声:ブラッド・ピュット
「はなげの心の声です」
ミルクちゃん宅に住んでる謎生物。51才のオヤジで「ドピュ」としかしゃべれないので普段は心の中でしゃべっている。
大統領 声:チョー
「そうだす、わたすが大統領だす」
ミルクちゃんが暮らしている国の大統領。性格はスケベで小心者。毎回のようにミルクちゃんに心底どーでもいい指令を出しているが、当のミルクちゃんからはかなりぞんざいに扱われている。
ことあるごとにミルクに電話をしては長話しするため、『かまってほしいだけの中年』と思われている。現に、突き放されると平謝りしてむせび泣く。
ペットの猫のカンチを溺愛するあまり、「カンチ!セックスしよう!」と叫んだことがある。…もう一度言うがカンチは猫である。
大家 声:日出郎
「ミルクさ~ん!いるんでしょ~!?」
ミルクちゃん家の大家のオカマ。いつも家賃を滞納するミルクの取り立てに追われるも、毎度ミルクの詭弁に騙され逃げ帰る(その都度ミルクに『大家が〇〇で助かった~』とバカにされる)。動物をいじめ、他人の不幸を喜ぶなど、非常に性格が悪い。
アイパッチ博士 声:飛田展男
「テレビの国からこんにちは。私が当王様のアイディア研究所研究所長、アイパッチ博士です」
世界一の科学技術を誇る「王様のアイディア研究所」の所長。テレビの世界の住人である。
ミルクちゃんに毎回のように珍発明を渡している他、テツコに辛辣な言葉を浴びせるのをライフワークにしている。
今日の『ビデオエッセイ・きのこバター炒め』見た~?大統領
場面転換の際に挟まれるエッセイ(?)コーナー。実写の街角の一場面をバックに舞茸秋子(皆口裕子)が毎回ぶっ飛んだ内容のエッセイを朗読する。
内容が内容だけに『(皆口さん)仕事選べよw』の声もあった。
いいか、絶対に彼女とか彼女とか彼女とかを思い浮かべながら聞くんじゃないぞ!
だけどどうしても彼女と名前が同じためイメージがダブってしまう・・・
実はこれ、ねるとん紅鯨団のナレーションのパロディらしい。しかも皆口裕子本人起用というのが・・・
わ~しんさんだ~!
→パステルしんさんを参照。