概要
140文字世界において多くの人々をワルプルギスの夜へと誘ったハッシュタグ。
2018年2月8日に、九頭さんという人物による、
「#魔女集会で会いましょう このタグで、『魔女が拾った男の子が成長して、魔女よりでかくなって(ごつくてむさくてがっしりしてて)魔女を全力で愛して守る男になる話』の絵を描きますので、誰か描きたい方いらっしゃればこのタグつけて好き勝手に・・・」
というつぶやきが発端だが、これが人々のあらゆる性癖と創作意欲を刺激すると、イラストのみならずテキストなども創作され、瞬く間に広まることとなった。
Before = 魔女と子供の邂逅。
After = 子供が成長した、その後の結末。
の2つの場面で構成され、それだけを踏まえていれば魔女と子供のキャラ設定やストーリー展開は作者の好みに合わせて自由に創作ができ、同じく140文字世界でのつぶやきが発端となった「童貞を殺す服」とは違って、受け取る側を選ばないのが特徴。
魔女集会というワードも、単に「検索しやすいように」それっぽい言葉をくっつけただけで、これといった企画やイベントのようなものは無いとのこと。
そのため、キャラ設定は上記のつぶやきで最初に提示された「子供が逞しい体格の男性に育った」というケースの他にも、魔女がいわゆるロリババアであったり、子供の方が人間とは限らずに人外や動物(逆に魔女の方が人外であったり、揃って動物なパターンも含む)というケースもある。
ストーリー展開を見ると、基本的に子供が成長した後に魔女の忠実な従者になる。一人の男性として魔女に求愛する。そこまで行かなくても何かを拗らせてしまう。といったものが多く見受けられ、その他にも成長後に食べるつもりで子供を飼っていたつもりが何らかの理由で食べられなくなる。魔女が人として駄目すぎたが故に子供がしっかり者に育つ。と、思わず笑ってしまう結末のコミカルなものや悲哀を感じさせるシリアスもの、果てには後味の悪いダークファンタジーと、実にバリエーションに富んでいる。
ちなみに、ささやかにではあるが海外にも伝わっているようで、英訳で「Let's meet at the witch gathering」と紹介されている。
注意事項
男の魔法使いがロリを拾うなど、育て親が男性というシチュエーションの場合には、この「魔女集会で会いましょう 」ではなく「魔法使い集会で会いましょう」というタグで、版権物を取り扱う場合は「〇〇(作品名)集会で会いましょう」のタグで投稿することが推奨されている。
関連作品
余談
ある女性漫画家は、Twitterのフォロワーから「魔女集会~」を描いてほしいというリクエストを受けたが、「悪魔が満身創痍の子供を拾って、いつか食べるためにせっせと育てている漫画」かつ「魔女じゃないけど似たような内容の漫画」をすでに長年描いているという理由で断った。
ただ、そのツイートをした数時間後に、「魔女集会」に即した形での公式パロディ絵を投下している。
関連タグ
魔法使い集会で会いましょう = 育ての親が男性だった場合につけられる、派生タグ。
users入り
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外部リンク
「#魔女集会で会いましょう タグ発端者と作品まとめ」 = 発端となった九頭さんによるタグの詳しい説明と、140文字世界で発表された作品が紹介されたTogetter記事。
「よりぬき『魔女集会で会いましょう』」 = 同じく140文字世界で発表された作品のTogetter記事
煙草屋製作所「魔女集会で会いましょうTRPG」 勢い余ってTRPGのルールブックとキャラクターシートを製作した方もいる。