プロフィール
概要
白夜王国で仲間になるキャラクター。妖狐の里の長。
良くも悪くも人を疑うことを知らない純粋な性格。騙されてもあまり気にしないなどかなり能天気なところがある。
常に明るくお節介にも見えるが飾り気がなく嫌味もないため、仲間に邪険に扱われることはない。
かなりのナルシシストだが、なぜかそれを指摘されたりトラブルのもととなったりすることは少ない。
人から受けた恩義は必ず返す主義で、よく人里に降りてきて恩を返すため駆け回っている。
しかしシャーロッテが毛づくろいをしてくれただけで砂金をあげるなど、少々恩返しの度が過ぎている節がある。
白夜篇では恩返しのために立ち寄っていたミューズ公国でカムイたちと出会い、仲間に加わる。
人間に対しては非常に友好的だが、住処である妖狐の山に踏み入る人間に対しては、過去に多くの仲間が人間に毛皮を剥ぎ取られたことから冷徹な対応を見せる。
その為、暗夜篇19章でやもえない事情で里の近辺の道を通行しようとしたカムイ達に、話も聞かずに問答無用に戦いを挑んで来る。里やみんなを護るためだと本人は言っていたが、余計な戦闘を吹っかけてしまったことで、結果的に返り討ちに遭って全滅してしまう。
そのまま通り過ぎるのを待っていれば良いものを、わざわざ自分達の方から姿を現して武装した軍隊を相手に問答無用で戦いを挑んで来るのだから、本末転倒としか言いようがない。
暗夜篇では幻術を使いターンごとに本物と入れ替わる戦法を使ってくる。そのため、2ターンに1度しかこちら側から攻撃を仕掛けることは出来ない。
残念ながら、味方ではこの幻術を使うことはない。
フランネルと共に物語のキーパーソンとして登場するのは透魔王国編で、旅の道中フランネルと合流し白夜・暗夜編と違い2人でアミュージアを訪れたが姿が見えない兵士達に襲われ重傷を負ったところを助けられ、自分達半獣人も受け入れてくれた町が戦争で滅茶苦茶にされてしまったことに憤慨したことからカムイの仲間となる。
美しいものと自分が好きで、妖狐を世界一美しい種族と自称している。暇さえあればよく毛づくろいをしているため、尻尾は非常にもふもふしており、アクアやサクラが触っているうちにあまりの気持ちよさに眠ってしまうほどである。
同じ獣人のフランネルとは仲はいいが、彼のずれた美的感覚はさすがに理解できない模様。
狐の姿で山を駆け回ったり、一日中食べて騒いで遊んだりとあまり里長らしいところはないが、面白い奴らばかりでこんな自分でもやっていけているという。
料理の腕はそれほど悪くないが、手先はかなり不器用でオボロに組み紐を教わった際は悪戦苦闘していた。
娘は同じく妖狐のキヌ。
ニシキとよく似た人懐っこい明るい性格で親子仲は非常にいい。自分と父親以外の妖狐を見たことがないキヌからはいつか妖狐の里にいってみたいとせがまれている。娘を溺愛しているが、無差別な狩りをしないよう教えるなど父親らしいところも見せている。
ユニット性能
初期クラスは妖狐。
獣石によって変身するラグズやタグエルに近いクラスであり、獣に対する特効をスキルとして持っている。なお本作は獣系のクラスにも上級職があり、妖狐の上級職は九尾の狐。
パラレル先は「呪い師」。ただし魔力はほぼ伸びないため、他のクラスにするならバディやマリッジプルフを使うほうがいい。ただし、より高い攻撃力を求めるならば婆娑羅のクラスで得られる「破天」「傾奇者」、サポートにも使うのならば「魔力の叫び」は取っておくといい。
暗夜王国の上級職はパラディンやボウナイトなど騎馬ユニットが非常に多いため、妖狐のスキルを活かしやすい。逆に、敵として立ちはだかる暗夜王国篇では獣特効を持った妖狐が大量に襲い掛かってくるため、守備力が高いエルフィやブノワあたりにビーストキラーを持たせておかないと苦戦確実である。
速さが非常に高く、追撃が出やすく相手の攻撃を回避しやすいスピードアタッカー。反面、フランネルと比べると打たれ弱いため、高い回避率に過信しているとあっさり倒されることがある。
逆に言えばバディ・マリッジブルフで「破天」「流星」「月光」「大振り」「守備封じ」「広所突撃」などのスキルを手に入れて攻撃力を高めても「最大HP+5」「太陽」「天照す」「力封じ」「明鏡の一撃」「聖盾」「金剛の一撃」などのスキルを手に入れて防御力を高めても、どっちにしても弱点が減る。
固有スキルは、杖で回復されたとき、回復量の半分相手も回復させる「恩返し」。