古龍渡り
こりゅうわたり
概要
モンスターハンター:ワールドのキーワードの一つ。人類とモンスターの営み、そこで形成される生態系から大きく外れる規格外の存在「古龍種」が行う特殊な行動。
新大陸という周りは天候が荒れ狂い、人が渡るどころかモンスターすらたどり着くことが困難な地を、古龍がわざわざ目指す異常行動として知られる。そのスパンは100年に一回のペースで確認されているが近年になってそのスパンが短くなり、10年に一回見られるようになった。
しかしこの古龍渡り、生物として規格外である事で知られる古龍すら渡りきれる個体は少ないらしく、大体は環境の壁に阻まれてしまうとか。
本編ではこの古龍渡りの真相を掴む事、新大陸という全てが未開の地を解明するために第5期調査団が編成され、主人公であるハンターが新大陸に足を踏み入れることとなる。ちなみにその時に古龍渡りを行った古龍は「ゾラ・マグダラオス」である。
真相
ゾラ・マグダラオス含め古龍が新大陸へと渡る理由は、「己の死に場所へと向かうため」。
自身の死期を悟った古龍達は新大陸へと移動し、瘴気の谷で命を落とし、その生体エネルギーが谷の上方となる陸珊瑚の台地の生態の糧となるサイクルが確立されている。そのため、瘴気の谷にダラ・アマデュラと思われる死骸があるのも、古龍渡りによるものとされる。
こうして、古龍の持つ膨大なエネルギーが還元されることで新大陸には豊富な生態系が形成されるのだった。
新大陸の瘴気の谷の更に底には「地脈回廊」というエネルギーが流れる大きな洞窟がある。更にこの回廊を抜けた先には「龍結晶の地」と呼ばれるフィールドがあることが判明。そこは古龍の生体エネルギーが収束して豊富な栄養分が満ちている結晶が溢れた火山地帯が形成されていた。
しかし、前述のとおり、本来古龍の生体エネルギーは瘴気の谷から陸珊瑚の台地に還元されるはずだった。古龍渡りのスパンの短縮の謎も相まって、そのエネルギーを龍結晶の地に収束させている「何か」がいる事がここで示唆されるのだった。
そして
全ての真実は、収束の地にて眠る。