日本テレビ系列で放送されたクイズ番組『マジカル頭脳パワー!!』で行われたリズム連想ゲーム。
1999年9月16日に放送された最終回で、マジカル人気クイズランキング1位を獲得した。
「マジカルバナナ」の商標を日テレが登録(登録番号:4104880)しているため、インターネット上では「webバナナ」「モンキーバナナ」「○○バナナ」などが使われている。
ルール
「マジカル○○」で始まる。前の人が言った言葉を聞き、そこから連想する言葉を4拍子のリズムに乗って「○○と言ったら△△」と答える。
解答例
マジカルバナナ♪
↓
バナナと言ったら黄色♪
↓
黄色と言ったら信号♪
↓
信号と言ったら車♪
↓
車と言ったら乗る♪
↓
乗ると言ったら電車♪
誰かがアウトになるまで繰り返す。
同音異義語の場合は異なる意味で連想してもよい。例えば松村邦洋から「信号と言ったらさんしょく（三色）」と聞いた所ジョージが「さんしょく（三食）と言ったらひる寝」と連想するケース。
次の場合、その解答者はアウト。
- 連想できない
- リズムに乗れないか乗っていない
- 連想以外で答える
- 例:感謝と言ったら機関車→ダジャレなのでアウト/救急車と言ったらピーポーピーポー→擬音なのでアウト
- 自分の番なのに答えない
- 自分の番でないのに答える
- 意味が成立しない言葉を言う
- 叫ぶだけ
- 例:テープと言ったらキャー!
- 連想の誤り
- 例:マラソンと言ったらたすき→たすきをリレーするのは駅伝
- 前に出た言葉、もしくはそれと同じ意味の言葉を連想する
- 前の人が言った言葉を繰り返す
- 2つ以上前の言葉から連想する
- 本人の思い込み（好き、嫌い、得意、苦手、うちにある、ゴルフと言ったらできないなど）
- 絶頂期に所ジョージが「髪の毛と言ったら…ない」と連想してアウトとなり、テレビ画面には「所さんだけのことなのでアウト!」とテロップ表示された。
- 公序良俗に反する連想
- 放送できない言葉
- 文章で連想する（後期で採用）
- 例:パンダと言ったら白と黒
- 連想した言葉がマル禁ワード（後期で採用。この場合はマイナス50点。「しろい」「あたま」などが多かった。ただし2012年10月25日放送の『快脳!マジかるハテナ』初回スペシャルでは採用せず）
アウトになってからゲームを再開する時、アウトになる前の人が「○○と言ったら××」と言う。『快脳!マジかるハテナ』初回スペシャルでは「マジカル××」で再開した。
最後の1人が残るまでゲームを続ける。最後に残った人は100点、2位の人は50点を獲得する。
派生ゲーム
スペシャルバナナ
大人数でマジカルバナナを行う場合の呼称。最後まで残ると300点。
マジカル指名バナナ
「○○と言ったら××、△△さん」と連想して次の人を指名する。連想した後に指名できない場合、指名した人がすでにアウトになっている場合、指名されたときに自分の名前から連想した場合はアウト。
マジカル裏バナナ
前の人が言った言葉から連想してはいけない。「マジカル裏○○」で始まり、「○○を忘れて××」と答える。
解答例
マジカル裏バナナ♪
↓
バナナを忘れて電話♪
↓
電話を忘れてお菓子♪
言った言葉が前の人が言った言葉に関係がある場合はアウト。言った言葉に前の人が使った文字を含む場合は、マル禁文字としてアウトになりマイナス50点。マル禁文字でアウトとなった解答者が続出した。
マル禁文字でアウトの例:成人式を忘れて犬→「せいじんしき」と「いぬ」のいずれにも「い」を含む
またこのゲームに限り、2つ以上の理由によるアウトもある。例えば、前に出た言葉を言ってしまい、しかもその言葉に前の人が使った文字が含まれてしまうケース。
ダブル裏バナナ
前の人が言った2つの言葉と全く関係のない2つの言葉を言う。しかもその2つの言葉は全く関係のない言葉でなければならない。「ダブル裏バナナ。○○と××」で始まり、「○○と××を忘れて△△と◎◎」と答える。例えば「バナナと帽子を忘れてミカンと電話」と言った場合は、帽子と電話は関係がないものの、バナナとミカンがどちらも果物なのでアウト。また、1つしか言葉が出ない場合もアウト。ここではマル禁文字ルールを採用しない。
