概要
三六悔の妻であり、二人の娘の母親。
16歳で三六家に嫁ぎ、主に商品の納品を担当している。
父親は蛇国人だが、母親はルシフェニアの出身で、エルフェゴート人の血筋も引いている。
医者の娘だったこともあり、円尾坂の大火で重傷を負っていた人々の手当をしていた。
禍世とは顔見知りで家同士は商売敵ではあったが、その腕を見込んでおり、手に負えない仕事が出ると彼女にお願いをするほどの仲だったが、禍世が大火の真実を知ってからは自分の全てを奪われた恨みと幸せそうに妻子に囲まれて暮らす悔に嫉妬し、彼への復讐として最初に殺されてしまう。
悔から贈られた赤い着物を着ていたが殺された後禍世に剥ぎ取られた。
悔とは仲睦まじい夫婦だったが、彼が円尾坂の大火を引き起こした犯人であることを薄々勘付いていたようである。