概要
蛇国・鬼ヶ島にて呉服屋を営む店主だが普段は家に籠もっているため外出はあまりしないらしい。
異国人を良く思っておらず、娘の一人である三九がエルフェ人のキジ=ヤレラと恋人関係になっていることに猛反対している。
禍世からは大火で亡くなった夫だと思われ、彼女に浮気相手だと思われた妻や娘達を殺され、最後に自分も殺された。
⚠ネタバレ注意⚠
蛇国人と異国人のハーフだが彼が幼少の頃に母親が異国人の集団に暴行され、そのショックで自殺をしてしまったことから純異国人を強く憎み、嫌っている繋がりで異国人排除を企む過激攘夷志士『紅衣衆(くれないころもしゅう)』の一員となる。
大火を引き起こした犯人であり、異国人だったフリージス財団の商館に放火しようとしていたところを首藤楽我に見られてしまい、それに焦ったことで火種を草むらに誤って落としたことで近くの円尾坂に燃え広がった。
本来ならば禍世は嫉妬に駆られたまま悔を殺す直前にこの事を本人の口から聞き、それをお裁きの場で公言したことで紅衣衆弾圧のために円尾坂が戦火に巻き込まれることになる世界線になるはずだったが、禍世自身がそれを紫の夢で知ったことにより全ての真実を自分の内に秘めることで戦火を免れた世界線に変わった。
余談
紅衣衆は戦国時代の蛇国に天読の初音蛇姫に呼ばれたジュリアIRが結成させ、率いていた魔道師集団だったが、ジュリアIR本人が去ったことにより幕府に抵抗する反組織に変化した。
蛇国の開国を求め軍船を引き連れてきたマイスティア合衆国に反発するも為す術なく組織崩壊した。