概要
CPU | ARMv6系統 4コア+ARM9 1コア | ARMv6はクロック周波数もアップしている。L2キャッシュ搭載。 |
---|---|---|
GPU | DMP PICA200 | |
メモリ | 256MB FCRAM | |
メディア | 3DS/DSカード | |
ストレージ | MicroSD(HC) 最大32GB |
DSi/DSiLLのようなマイナーチェンジ機種の3DS編。
基本的な部分はいままでの3DSと同じだが、以下の新機能が追加および強化・変更が強化された。
- 旧3DS用の周辺機器、拡張スライドパッドを代替する機能として、ABXYボタンの左上にCスティックが追加された
- 同様に、ZR・ZLが追加された
- ゲームカードスロットとタッチペンホルダー、電源ボタンは本体の下側に移動
- 音量調節レバーの配置が変わり、3Dボリュームレバーのちょうど反対側に配置された
- バッテリー持続時間が若干長くなった
- 液晶の明るさの自動調整が追加された
- 3Dブレ防止機能が追加され、どの角度からでも立体に見えるようになった
- 下画面にNFCのリーダー/ライターが内蔵されamiiboやSuicaなどの電子カードが使えるようになった
- SDカードの対応サイズが「MicroSDメモリーカード」に変更された(最大32GBまで対応)。同時にスロット位置は本体裏面に移動され、着脱には少し手間がかかるようになった
- 特別な周辺機種がなくてもPCとの写真や音楽のやり取りができるようになった(3DS本体をインターネット接続するときと同様、無線LANの通信可能なアクセスポイントが必要)
- インターネットブラウザーで動画が見れるようになった。ただし見るためにはクレジットカードによる認証が必要
- CPUが強化され、対応のゲームソフトやMiiverseの読み込み速度、ダウンロードソフトの受信スピードが早くなった
- ゼノブレイドなどのNew3DS専用ソフトが発売される。また、スーパーファミコンのバーチャルコンソールを遊ぶことができる。
- CPUの強化に合わせてメモリも増量している。これにより旧3DSにおいて一部のソフトで発生していたソフト終了時の画面の暗転が無くなっている
- 小型のNew3DSには着せ替えができるようになった
- NewLLのイヤホンジャック端子も、3DSおよびNew3DSと同じ位置に変更された
- 無線通信の切り替えスイッチがなくなり、HOMEメニュー設定で通信のオンオフを行う(発売よりちょっと前の本体更新で新設された)
余談
ちなみに、3DS用の拡張機器である「スライドパッド」の機能がほぼそのまま付与されているが、スライドパッド発売当時に製品を解体して構造を調べた人物がその構成機器の少なさから「工夫すれば3DS内に収まるのではないか」といった趣旨の発言をブログ上でしていたことがある。
また、北米では小型のNew3DSは発売されておらず、大型化されたNewニンテンドー3DSXL(LL)のみが発売されている。
Newニンテンドー2DSLL
2017年7月13日に発売されたNew3DSLLの廉価版。
端的に言えば、3D機能が無いLLサイズのNew3DSである。
本体重量は約260グラムとLLサイズの3DSの中では最も軽く、小型のNew3DSとほぼ同じぐらいである。
MicroSDカードスロットの位置がまたしても変更され、ゲームカード差し込み口の隣に移動。
両方の差し込み口を一つのカバーでまとめて覆う事になり、ゲームカードの誤排出問題も一気に解消された。