CV:雪野五月
名取の式の1人。角が付いた一つ目の面を着けている女妖。
元は山守りをしていたが人間に捕えられ、蔵護りとして封じられていた。その後、幼少時の名取と出会い、左手の傷に包帯を巻いてもらった思い出があり、退治屋になった名取にあえて退治されて彼に功績を立てさせようとしていた。しかし名取に彼女を退治する気はなく、一旦瀕死にさせて、死ぬことにより解ける蔵護りの呪縛から解放するつもりでいた。夏目とニャンコ先生の尽力もあって一命を取り留め呪縛から解放されて以降は名取の式になることを選び、彼を「主様」と呼び慕っている。
無口で感情は希薄だが、夏目に対しては辛口な言動で接しつつも気にかけている様子で、しばしば夏目の左腕に魔除けの文字を書いてやっている。背中に鈴のついた太刀を背負っており、これを武器として使用する。解放以降、面には右上にヒビが入っている。