概要
『ONEPIECE』の外伝小説「novel A」で登場したキャラクター。
モーダと同様、人気キャラであるポートガス・D・エースが絡んだ貴重な女性キャラでもある。
階級が少尉の女海兵で通称“釘打ち”
正義感が強く、エースを捕らえるためスペード海賊団を執拗に追い続けるものの、毎回エースにいいようにあしらわれ、ここぞというところで逃げられている。
幼い頃に故郷を海賊に襲われ、火災により両親を亡くして自身も火傷を負ってしまった過去を持っており、その時に自分を救ってくれた海兵のドロウに憧れ、自分のように海賊によって家族を失う子供たちを増やしたくないという理由で海軍へと入隊した。
なお、上記の生い立ちが原因で炎に対してトラウマを持つ。
※以下、ネタバレ
実はドロウこそが故郷を焼いた張本人。
かつてイスカを救ったドロウは海賊討伐の為ならば民間人を巻き添えする事も辞さない過激派であり、イスカの両親を殺したと思われた海賊は火災のキッカケに過ぎなかった。
その後、エースの活躍でドロウは倒されたが、真相を知ったイスカは信じていた者に裏切られて意気消沈していた。
その様子を見かねたエースからは「海賊じゃなく賞金稼ぎとして船に乗れ」と勧誘されたものの、葛藤の末に海兵を続ける事を選んでエースの誘いを断り、「死ぬなよ」と彼に別れを告げた。
時系列的にエースが白ひげ海賊団に加盟する前であるため、現在はどうなっているか不明であるが、仮に今でも生きているとすれば、少なくともエースのその後を耳にしたであろう…。
余談
ゼファーと同じく、海賊に大切なものを奪われた上に海軍の負の一面を目の当たりにして自身が信じていた正義に裏切られた海兵であるが、最終的に海軍を去らなかったイスカは言うなれば、「海軍に絶望する一歩手前で踏みとどまったゼファーのIFの姿」とも言い換えることが出来る。