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ケンメリの編集履歴

2018-04-26 22:54:33 バージョン

ケンメリ

けんめり

日産自動車が製造していた4代目「スカイライン」に付けられた渾名。

1972年に「ハコスカ」こと3代目スカイライン(C10型)のフルモデルチェンジによって登場した4代目スカイライン「C110型」の渾名。

解説

ケンメリの愛称は、日産自動車の広告キャンペーン「ケンメリー 愛のスカイライン」から。

若い男女がスカイラインでドライブデートをする、という内容で話題になり、フォークバンド「BUZZ(バズ)」の歌うCMソング『愛と風のように』も大ヒット。

車が持てない中高生も、こぞってKen&Merryと書かれた相合傘のステッカーを潰した学生鞄に貼り付けたらしい。

また、テレビCMのロケ地にあったポプラの木は、「ケンとメリーの木」と呼ばれ観光スポットになるなど、当時の日本の若者文化に大きな足跡を残している。

これらのCM効果から、総販売台数は67万台と、スカイライン史上最も売れたモデルとなっている。


一方、第一次オイルショックと排ガス規制の影響で、モータースポーツでの活動は不遇であった。

GT-Rも製造はされたものの、レースに参加することはなく、その製造台数はわずか197台であった。

通常のモデルも、あまりにも大量に生産された為に後継車が出てからは急激に人気が衰えた。

この為、新車の下取りに出したり、或いは中古車屋に売りに出しても二束三文で買い叩かれるか、値段がつかない事すらあったという。

故に少なからぬ数の車が解体屋に送られた。

現在では、現存車の数が少ない為に価値が上がっているという。


後継車はスカイライン ジャパン(C210型)。

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