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解説

1972年に、「ハコスカ」こと3代目スカイライン(C10型)に代わって登場。

ケンメリの愛称は、日産自動車の広告キャンペーン「ケンメリーのスカイライン(ケンとメリー 愛のスカイライン)」から取られた。

セダンモデルは「ヨンメリ」とも呼ばれた。

テレビCMは若い男女がドライブデートをするという内容で、これは先代で使われた「愛のスカイライン」に続くものだったが、出演する男女にそれぞれ「ケン」「メリー」の役名が与えられたほか、先代のCMほど車を押し出さずにドラマ性を重視した構成になるなど、より洗練された内容に進化した。

また新たに相合傘にKen&Maryと書かれたロゴがデザインされ、ショールームやテレビCM、新聞や雑誌の広告や販促グッズでアイコンとして用いられた。

フォークバンド「BUZZ(バズ)」の歌うCMソング『愛と風のように』も大ヒット。

Tシャツステッカーなどの販促グッズが多数制作され、車を所有できない中高生も潰した学生鞄にステッカーを貼り付けたという。

一連のCMのうち1976年9月に放送された「地図のない旅」編のロケ地であった北海道美瑛町のポプラの木は「ケンとメリーの木」と名付けられ、観光スポットになるなど当時の日本の若者文化に大きな足跡を残している。

これらのCM効果から、総販売台数は67万台とスカイライン史上最も売れたモデルとなった。

その一方で第一次オイルショックと排ガス規制の影響で、最上級スポーツグレードのGT-Rは生産こそされたものの台数はわずか200台程度に留まり、主だったレースに姿を見せることはなかった。

後継モデルへの乗り換えがかなり進んだため総販売台数のわりに現存車数が少なく、現在ではプレミアがついていて高額である。

次の5代目は「(スカイライン)ジャパン」という愛称がついたC210型。

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