概要
若く見えるが、イナの祖父である。ベオグとラグスの共存の方法を模索して国を出ていたが、国に残してきたはずのイナとの再会で彼女の許婚のラジャイオンが「なりそこない」としてデイン王アシュナードの騎竜になっていたことを知り、孫娘ためにデイン=クリミア戦役ではガリアとデインの二重諜報をしていた。ミストからメダリオンを奪うも、結局はアイクを気に入ってその行動を助けた。船の船長や、ガリアの遣いとさまざまな役目を持ち、ガリアの者とは特に交流が深い。イナに対する溺愛ぶりは相当なもので、ライから「ジジバカ」とまで言われている。
『暁』では国に戻り、デギンハンザーの苦悩を知って何も知らずに国を出たことを後悔し、それ以降は王に従うことを己に固く誓った。そのため、正の女神アスタルテが復活したときには王に付き従い、「導きの塔」でイナとクルトナーガ、そしてアイクたちと敵対する。戦闘後、倒されていなかった場合はデギンハンザーの指示でアイクたちに同行する。
後日談では新国王となったクルトナーガを側近として支えつつ、曾孫の成長を楽しみにしているという。
白竜のブレスは、『蒼炎』では物理攻撃扱いだが、『暁』においては無属性魔法攻撃(要は術符の強化版)扱いになっている。なお、『蒼炎』27章後半では漆黒の騎士を倒せなかった場合、イナを救うため彼と共に城の崩壊に巻き込まれ生死不明になってしまう。漆黒の騎士を倒せた場合は以後自軍ユニットとして参戦する(倒せなかった場合のイナと二択)。