西本ゆかり
にしもとゆかり
概要
「西本ゆかり」とは、「キャプテン翼」のキャラクターである。
南葛中学サッカー部のマネージャーであり、ヒロイン「中沢早苗」のマネージャー仲間にして親友の女の子。
そして………。
(以下ネタバレのため本文にて)
解説
CV :猪瀬明子(昭和アニメ版) / 松井貴子(「J」版) / 沢城みゆき(アプリゲーム「たたかえドリームチーム」)
「中学生編」より登場。
さっぱりさばさばとした、姉御肌の女の子。
よくお淑やかになってしまった早苗の性質を継いだキャラ、と言われるが、どちらかと言えばそれ以上の包容力を持つ「早苗の頼れるお姉さん」的キャラクター。
そして「中沢早苗の、大空翼への片思い」の行方を見守る事になる。
中学時代にケンカに明け暮れていた次藤に「大空翼の存在」を伝え、次藤を「サッカーの道」に引きずり込んだ張本人でもある。
「ワールドユース編」冒頭にて、短大へと進みつつも、「自分のやりたいこと」を見失っていた早苗の相談に乗り、
「翼くんに会いたい」
と吐露した早苗に、
「いっそのこと、翼くんに会いに行っちゃえば!?」
「悩んでる前に、即、行動よ!!」
と、早苗の背中を押した。
そして早苗は単身、ブラジルへと渡る事になる。
また「ワールドユース編」対ブラジル決勝戦では、
試合の旗色が悪くなり、石崎や若林が負傷してしまい、それでもなお占いに固執してしまっていた杉本久美に対して、
「占いだとか運命だとか、もううんざりよ!!」
「みんな、自分の意思でプレーしたの!最初から決まっていたような言い方しないで!!」
と激高し、久美の考えを改めさせるきっかけを作った。
ちなみに進路は保母さん。
いわく「小さい頃からの夢だったし、サッカー部でもそうだったけど、きかん坊の相手するのが好きなのよ」
ときっぱり言った。
そしてその背景にはブーブー文句を言う石崎と修哲トリオの姿が。
石崎と修哲トリオを同レベル扱いとは、いやはや恐るべしゆかり姉さん(笑汗)
ところがね。
石崎くんとのこと(ネタバレ)
「ワールドユース編」中盤、本大会前の中休み。
皆で久し振りの南葛市での休日を楽しんでいたとき。
突然、石崎から、
「たまには2人っきりで遊園地にでもデートに行かないか?」
と、いきなりのデートのお誘いがあった。
ちょwなにしてんの石崎くん?!?w
この時、ゆかりは、
「バカ!いきなり何言ってんのよ!!」
「私がなんであんたなんかと!!」
「まったくもー、このスケベザル!!」
と、散々に言いつつも、その頬を赤らめていた。
あれおやまぁ。
なんだろう、このケンカップル感(笑)
そしてワールドユース大会決勝戦終盤。
石崎が負傷してしまったのを見て、ゆかりは激しく動揺してしまう。
先述の様に、久美に対して激高してしまったのは、石崎が負傷したのを見てしまったから。
そしてそんな石崎たちの頑張りを、運命という言葉で片付けて欲しくなかったから。
その後、負傷した石崎を医務室で見守り、目覚めた石崎から、いろいろありつつも、「俺と付き合ってくれ」と、しっかりと告白された。
そしてゆかりも「一度でいいから、あの番台ってやつ、乗ってみたかったんだ」と応えた。
(石崎くんの実家は銭湯である)
そんなわけで、ゆかりと石崎は両思いとなった。
「あの石崎くんに彼女がぁ!?!www」
と、びっくりしたファンも少なからずいたであろう(笑)
何を隠そう、筆者もその一人である。
石崎くん、ごめん(笑)
そして現在、ゆかりは早苗や元南葛中学の友人たちと、大空翼たちを応援しながらも、
石崎が五輪日本代表になったのを見て、
「よかったね、石崎」
と喜びながら、その戦いを見守っている。