CV:子安武人
概要
人型、戦闘機、潜水艦トレーラー、戦車、ジャガー、グリフォンの7形態に変形。地球の勇者とはダイレクターで指示を乞う、内部の流体モーターや腰部ガード・スケルトン、サスペンション・ユニットなどが形状は異なるが共通している。単体の能力面は彼ら以上のスペックである。
元々はとある惑星の勇者であったが、瞬く間にシアン率いるUFO部隊に制圧され、ヤンチャーの危機に守護神の像から覚醒するも間に合わず、彼を連れ脱出。一介の傭兵に身をやつし、オーボス軍に潜入、復讐と星の復活の手掛かりを含め内情を探っていた。趣味は変形で、ハンバーグの調理は得意とする(月刊アニメディア92年小冊子 コミックポッケ インサイドストーリー参照)。
当初はダ・ガーンたちの敵として登場し、スカイセイバーを一撃で葬るなど、星史からは圧倒的に強い奴と認識される。前線司令官達からは距離を起きながらも独自のスタンスを取りつつ行動。グレートダ・ガーンGXの誕生が伝説の力の一端だと認識し、ヤンチャーが表立って現れてからは、星史達にスパイの立場で軍に所属している事を明かす。その事をビオレッツェに見抜かれ、処刑されそうになるが、ダ・ガーン等に助けられてからは仲間となる。
最終決戦に於いて、レッドロンの搭乗するレッドガイストと刺し違え、勇者の石に戻ってしまう。だが、伝説の力の発動により他の勇者同様ダ・ガーンGXへ合体し、その一翼を担っている。ゲーム「ブレイブサーガ」では最終決戦後、地球の勇者の一員として迎えられている。
スペック
基本データ
全高:25.5m
重量:75.0t
走速度:350.0km/h
跳躍力:250.5m
最高出力:754000馬力
各形態
ジェットモード
全長:24.5m
最高速度:M26.5
グリフォンモード
全長:24.2m
最高速度:70.5km/h
潜水艦
全長:22.5m
最高速度:65.0kt(120.38km/h)
ビークルモード
全長:23.0m
最高速度:280.0km/h
タンクモード
全長:19.0m
最高速度:70.5km/h
ジャガーモード
全長:23.3m
最高速度:450km/h
装備、技
チェンジャーシュヴェルト
主要武器。電撃を帯びた剣。
チェンジャーブレッツェン
キャタピラのベルトを伸ばす遠距離攻撃。
チェンジャーメサー
胸部の飾りを外して投げつけるナイフ。
チェンジャーシュペール
メサーを含む胸飾りを外してブーメランとして投擲する。
チェンジャーヴェルファー
大腿部に備え付けられた大型大砲。
チェンジャーツニーゲン
腕のキャタピラをトンファーとして接近攻撃する。
チェンジャーシュメルツェン
大腿部のキャタピラを地面に接地させて移動するローラーダッシュ。
チェンジャーカノーネ
タンク形態での砲撃。
チェンジャーラケーテン
チェンジャーシュトゥルメン
胸部から放つビーム砲。
ワイルダー星の勇者
2004年発売のDVDブックレットでも可能性として居るとしか語られなかった勇者。
だがそれこそ、地球勇者の没案である
- ガイアスター
- コズモスター
- ナイトバード
- ビッグバッファロー&ファイアランダー
たちであると思われる。おそらく反転世界のようなものであり、
ランドチームが紳士、ナイトチームがあんちゃんであり、
ダ・ガーンXタイプが2体存在したのだろう。
但し、ガイアスター、ナイトバード、ビッグバッファローはアニメディア92年8月号付録『ダ・ガーン研究序説』において既に掲載されている。
玩具としてのセブンチェンジャー
1992年当時、タカラから七段変形として発売されたセブンチェンジャーは、シックスショットなどの六段変形ロボを超えるロボとして設計された。
シックスショットやシックスナイトはその変形の数から『シックスチェンジャー』と名づけられていた。それを超えるため、新たに七段変形のロボットが企画に上がったのだが、当時のトランスフォーマーは縮小傾向にあった。そのため、TFにゆかりのある勇者シリーズの新作にそのロボットの企画を持ち込んだといわれている。
ちなみに、シックスナイトの中の人は偶然にもダ・ガーンと同じである。