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エステル・デ・ラ・ファーノの編集履歴

2018-07-06 08:33:52 バージョン

エステル・デ・ラ・ファーノ

えすてるでらふぁーの

『アルスラーン戦記』の登場人物。

小説

(一部)バルカシオン伯に従軍する男装少女兵でエトワールと名乗る、兜に収まる長さの褐色の髪をした少女。パルス軍が聖マヌエル城に攻め入った際に捕虜となる。

頑なで生真面目、無謀なまでの勇気と正義感に溢れ、ひたすら前へ突進するかのような行動力を持つ。責任感が強く、同胞、祖国のための献身に生涯尽くした。

蒙昧なイアルダボート信者であり異教徒に激しい嫌悪を抱いていたが、パルス軍が敵の戦没者すら弔い捕虜を難民として保護する様子を見て「異教徒は虐殺すべし」という価値観に変化が現れる。生き残った非戦闘員や傷病者の捕虜ら同胞を守るために奔走し、やがて個人の力とは。国家間の暴虐、また誤った権力がどのように弱者に向かうかという残酷に向き合うことになる。

異教徒への侵略と虐殺を是とする教えを受けたために、広い世界を知る機会のなかったイアルダボート教徒の象徴のような存在。アルスラーンとその仲間らと交流するうちに、本来の神の教え、信仰の根本に向かい立ち戻っていく。また、彼女の言葉によってアルスラーンは、自分は一体誰なのか、というアイデンティティへの問いかけの答えを淡くであるが獲得することができる。彼女はアルスラーンにとって、ダリューンと並ぶ精神の支柱となっていく。

(二部)大戦後、帰郷して女騎士(セノーラ)の叙勲を受ける。荒廃したルシタニア再興の為ギスカールの帰国を求める陳情団に参加しドン・リカルドらとマルヤムに向かうが失敗しパルスに流れる。

赤い僧院(ルージ・キリセ)に収監されていたルシタニアの公爵の暴走によって瀕死に陥る。アルスラーンにひと目会いたいとエクバターナを目指すが…。

死に際しアルスラーンにドン・リカルドらを託し永眠。享年19歳。

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