概要
CV:和氣あず未
春場ねぎの漫画『戦隊大失格』の登場人物。
大戦隊ではグリーン部隊の従一位を務める。
コミックの単独表紙は7巻。
ヒロインの中で主人公の戦闘員Dとの絡みは遅い方だが、数々のイベントを経て相棒に等しい位置付けのキャラクター。
容姿
外ハネのロングヘアで、ハーフツインテールにトゲトゲが出ている(アホ毛ではない)。
グリーンの戦隊スーツの上に黒のセーラー服を着用している。リボンはカラー絵では薄い黄緑色だったが、7巻の表紙では赤色。
基本白の手袋をしているが、食事の際は外している。
初登場の際には膝が完全に隠れる長さの黒のプリーツスカート、白のハイソックスとローファーを履いている。
物語を追うごとに親友や部下の御下がりを借りて種類の違うセーラー服を着用している。またそれに合わせスカートはどんどん短くなっていってるが、中にスパッツ等を履く事で対策している。
人物
高校生の年齢ながらグリーン部隊従一位を担う実力者。
桜間日々輝(実態は彼に変身している戦闘員D。以降、本項では「桜間」と記す)と薄久保天使の直属の上司である。
乱暴で口の悪いところはあるが、配下の部隊員の身は心配しており、かつての戦闘で部下を失ったことを悔やんでいるなど優しい面もある。あまり表には出さないが、態度とは裏腹にグリーンキーパーを尊敬してる描写も見られる。
飲み込んだ物を自由に吐き出すことのできる特異体質を持っており、戦闘の際に刃物を吐き出して戦うことが多い。汎用武器のドラゴンガジェットより小型なナイフ型ガジェットを多数有しており、有事の際は体内に隠された物も使う。
また、神具レプリカ「保食神」を所持している(下図のマスク状の装身具)。
直接噛み付く、あるいは空間に対し抉るようにして対象を捕食する能力を持ち、殺傷力は極めて高め。しかし翡翠の感性と友人の教えからどれだけ悪意を向けられようと人間に使用する事はほぼ無く、怪人か、あるいは怪人に属した人間相手にしか使用されない。
また、神具レプリカを起動するのに必要なカードリッジは体内に隠している。
経歴
幼い頃、自宅が怪人に襲撃されて両親を失っている。この際、大戦隊に入隊して日が浅い訓練生の石川宗次郎に自宅の瓦礫から救出されており、以来、彼のことを年長にもかかわらず「宗次郎」と呼んでいる。
その後は翡翠家と仲のよかった隣家の小室家に引き取られたが、8歳当時、宗次郎と会話していた時に怪人保護協会の協会員の男性に大戦隊との関係を問い詰められ、件の男性が怪人を擁護する態度を示したことから暴行に及んでしまった。
このことで自分はもはや一般人の日常生活は送れないことを理解した彼女は宗次郎に頼んで大戦隊に入隊した。
その後は最年少記録となる10歳で正隊員試験に合格し、以来グリーン部隊で活動している。
桜間や薄久保、さらに何年も訓練生であった宗次郎が受験した最終試験では模擬怪人役を務め、この時は宗次郎が長年訓練生であるがゆえの不適性を見抜いている。そして新規部隊員を採用することが少ないグリーン部隊に桜間、薄久保の両名を迎え入れた。この時宗次郎も誘うつもりだったようだが、幹部との戦いで戦死してしまい悔やんでいた。
日ごろから着用しているセーラー服は元々親友と通う予定だった中学校の物で、彼女の「普通の女学生」に対する憧れの表れであり、その心の隙を突かれ幹部マガティアが作り出した学校のループの中で洗脳されてしまう。桜間の活躍により窮地を脱する事が出来、マガティアを討つ事でけじめとして元々着ていたセーラー服は捨て、友人のピンク部隊正三位萩野乃愛の御下がりを借りている。
洗脳から抜け出す際、桜間の擬態を解いた戦闘員Dの姿を目撃しておりしっかり記憶していたが、その後も擬態しながら何度も自分を救ってくれるDの姿を見て、「自分の人生を滅茶苦茶にした怪人は許せないが、この戦闘員の事をもっと知りたい」と思うようになり、正体や目的に触れず行動を共にしている。
怪人保護協会に訪れた際は、1人で怪人幹部と神具レプリカVer2.0を有する保護協会メンバー複数人相手に1人で戦うが、保護協会の面々は倒したものの幹部の能力で敗北、リンチを受け見兼ねた桜間が降伏した事で殺されずに幽閉される。
戦保怪戦では戦闘員XXの手によって解放され、擬態を解き窮地に立たされた戦闘員Dを逆に助けグリーン部隊として共闘。以降は互いに正体が割れているのを知った上でチームを組むという奇妙な関係が続いている。
関連タグ
ハミィ/カメレオングリーン:本家スーパー戦隊のJK女性グリーン。こちらは親衛隊ではなく正規メンバー。