井上よしひさによる漫画作品。
作者がポニーテールに並び、こよなく愛するダムを題材とした作品。
概要
少年画報社の漫画雑誌である『月刊ヤングキングアワーズGH』にて連載。
連載期間は2014年4月号から2016年9月号まで。
2014年ブロスコミックアワード女子高生部門3位入賞作品。
自身の名前や無責任な政治関係の報道と、これらに絡んで同級生からのいじめに遭った事から、ダムが大嫌いになってしまった少女黒部弓見が、強引な先輩によってダム部に引きずり込まれて引っ張り回され、その魅力と価値と重要性を少しずつ発見していくようになる物語。
なお、日本国内いくつかのダムやダム関連のイベントにおいては、この作品のキャラクターがマスコット的に扱われている場合がある。
登場人物
- 黒部弓見(くろべ ゆみ)
- 本作の主人公。ダム嫌いの一般人であったが、その名前からダム部に引きずり込まれる。井上よしひさ作品には欠かす事のできない「ポニーテール枠」の少女。
- 八田かなん(はった かなん)
- 私立荒玉女子高校ダム部・部長。弓見をダム部に引きずり込んだ張本人。ダムに生きダムに死すダムバカ一代。部員を引き連れてダムへ赴くダムの案内役。
- 青山あきら(あおやま あきら)
- 物部カルロッタ(もののべ カルロッタ)
- ゲーム研究部在籍のデュエリスト。デュエルバカが高じてカードマニアになるも、ダムカードをデュエルカードと勘違いしたあげくにダム部へご案内。ちなみにゲーム研究部はテレビゲームばかりでデュエリストがおらず、カルロッタはゲーム研究部ではぼっちというていたらくだったため、ダム部で過ごせる事は嬉しいらしい。
- 空海まお(そらみ まお)
- 弓見のクラスの担任。ダムに興味は無いがオカルトマニア。(ダムの中には心霊スポットにされているものもある)自動車持ちという理由で顧問にスカウトされる。ダムに対して事ある毎に恐怖スポット的な要素を見出そうとするため、純粋なダム好きのかなんとは水と油。