CV:茅原実里
概要
Cygames製作のソーシャルゲーム『神撃のバハムート』に登場する自動人形のキャラクター。
後に同社製作のゲーム『グランブルーファンタジー』『Shadowverse』にも出演している(後述)。
神撃のバハムート
かつてゴーレムマスターと呼ばれた屈指の人形師によって生み出された自動人形(自らの意志を持ち、動く事の出来る人形)の少女。
言動が常に淡白で、感情の起伏が大きくないように見えるが、ミスタルシアを旅する騎士(プレイヤーの分身)と時に仲間として、時に対立しながらも次第に自分の感情を成長させていく。
いつも大きなトランクケースを携えて旅をしているが、このケースの中には戦闘用のゴーレム(オーキスは「ロイド」と呼んでいる)が収納されており、有事の際にはこれを操り人形の様に駆使して闘っている。
人間らしい感情を学び、次第に性格も人間らしく成長していくが、同時に悲しみや憎悪、優しさと言った強い感情も覚えつつある。
なお、劇中に登場する自動人形としては、彼女のデータを基にして生まれたツヴァイが他に存在する。
グランブルーファンタジー
レアリティ | SSR(リミテッド) |
属性 | 闇 |
タイプ | 特殊 |
年齢 | 不明 |
身長 | 152cm |
種族 | 不明 |
趣味 | お話しすること、食事 |
好き | アポロ、ねこ(ぬいぐるみ)、食事 |
苦手 | アポロの悲しい顔、おいしくない食事 |
CV | 茅原実里 |
『グランブルーファンタジー』にはオーキスのそっくりさんであるオルキスが登場しているが、その関係性は…。
レジェンドガチャで期間限定で排出される「パラゾニウム」を入手することでSSR(リミテッド版)が加入する。
なお、黒騎士同様フェイトエピソードがメインクエストのネタバレであるため、メインクエストを進めないとフェイトエピソードを見ることができない。
奥義 | アビリティ | サポートアビリティ |
---|---|---|
エンドブリンガー | オーダーマリオネット アンセストラル オブリヴィオン | ガールズハート オートマタ・ロイド |
メインクエストの核心に触れる記述は後述。
性能
基本ステータスは平凡だが、「オーダーマリオネット」を使用することによって自身のステータスが大幅に上昇する。この状態で放たれる「オブリヴィオン」は奥義に匹敵するほどの大ダメージを叩き出すことが可能。
また、オーダーマリオネット適応化ではオーキスの最大HPの30%までのダメージをロイドが肩代わりしてくれる(オーキスの最大HPの30%の数値が8000を超えている場合は8000で打ち止め)。
ただし、それを超過するとロイドが行動不能となる「ロストマリオネット」状態となり、2ターンの間ステータスが大幅に下がってしまう。
一応奥義を使用することでロイドの耐久値が回復するが、高火力の敵を相手取る際には焼け石に水になりがちなので、基本的にはオーキスが極力ダメージを受けないよう立ち回る必要がある。
手っ取り早い方法としては、2017年3月のアップデートで追加された「リミットボーナス」で「敵対心ダウン」を習得することで被ダメージの確率が大幅に下がる(シュヴァリエ・マグナの「光の剣」でさえ一発も当らない場合もある)ため、継戦能力を大幅にアップすることができる。
Shadowverse
「私が生きる意味は・・・どこ?」
対戦型カードゲームである『Shadowverse』では、人形の少女・オーキスとして参戦した。
種類 | フォロワー |
---|---|
クラス | ネメシス |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 8 |
進化前 | 攻撃力:5 体力:5 |
能力 | ・決意の人形・オーキス ・復讐の人形・オーキス 手札にあるとき、自分の残りPPが8以上で、自分の手札に操り人形が2枚以上あるならチョイスしたカードとしてプレイする。 ─── ファンファーレ 操り人形3枚を手札に加える。 |
進化後 | 攻撃力:7 体力:7 |
能力 | |
CV | 茅原実里 |
収録セット | 起源の光、終焉の闇 |
※チョイス…2枚のカードから1枚を選択する能力。
※ファンファーレ…手札からPPを支払って場に出たときに発動する能力。
第8弾カードパック「起源の光、終焉の闇」にて登場。
新能力「チョイス」を持つネメシスクラスのレジェンド・フォロワーである。
チョイスを発動できる条件は「残りPPが8以上」で「手札に操り人形が2枚以上ある」こと。操り人形とは、エルフの「フェアリー」のように様々なネメシスの固有カードから手に入るトークンカードのことである。
これらの条件が揃った状態でプレイしようとすると、決意の人形・オーキスか復讐の人形・オーキスのどちらかとしてプレイすることを選択する画面が出てくる。
(各カードの詳細はカギ括弧内カード名のリンク先を参照)
守備的な能力に特化している「決意の人形・オーキス」は、自身の操り人形1体を1/4守護の「ロイド」というトークンに変身させることができる。
場にロイドがいる場合自ターン終了時に体力回復を行えるため相手は放置できないが、ロイドが持つ「相手は、能力でこのフォロワーを選択できるとき、このフォロワーしか選択できない。」能力によって倒すことが難しい、相手からしてみれば厄介なフォロワーである。
攻撃的な能力を持つ「復讐の人形・オーキス」は、自身の操り人形の1体目を1/1潜伏の「マリオネット・ウーノ」に、2体目以降を3/2疾走の「マリオネット・ドゥーエ」に変身させることができる。ドゥーエは自分のターン開始時にウーノがいる場合、合体して「マリオネット・トレ」という非常に厄介なフォロワーになるため、こちらも放置は厳禁。
復讐の人形・オーキスを出したターンに操り人形を4枚持っていれば、最大9点ダメージを与えることができるため、勝負を決めるフィニッシャーとしての役割が期待できるフォロワーでもある。
また、チョイスの条件を満たしてない状態でプレイした場合は、上述した効果の代わりに操り人形3枚を手札に加えることができる。
2枚目以降のオーキスの条件達成や緊急回避として使うことが可能である。
2018年5月30日に実装された「アディショナルカード」の一つである、「心無き決闘」というオーキスに関連したカードも存在する。
チョイス先の一枚に決意の人形・オーキスで出せるロイドが選べる他、カードイラストは神撃のバハムートのイベント「偽壊の心と傀儡の操演」で登場したツヴァイとオーキスの戦闘シーンという迫力のあるもの。また、フレーバーテキストは同イベント内で登場したセリフである。
「さぁ、オーキスという存在をかけて戦いましょう!」
「それが貴方の望みなら」
――ツヴァイとオーキス
リーダースキン
2018年5月30日に開催されたイベント「2nd Anniversary 人気カード投票」にて、10枚のネメシスのカードの一つとしてノミネートされた。
その中の投票で見事1位を獲得し、リーダースキンとしての実装が決定した。
関連イラスト
関連項目
神撃のバハムート グランブルーファンタジー Shadowverse
※以下、グランブルーファンタジーにおけるメインクエストのネタバレを含みます。
ネタバレ
星晶獣「デウス・エクス・マキナ」の暴走によって精神が分離してしまったエルステ王国王女・オルキスに偶発的に宿った新たな人格を、オルキスそっくりのゴーレムに移し替えることによって生まれた「もう一人のオルキス」。
それまでオルキスとして主人公らと行動していたのは、このオーキスの人格である。
オルキスとオーキスについての詳しい顛末はオルキス(グラブル)の記事を参照。
オーキスという名前は、同じ名前では不便ということで「オルキス」の別空域の呼び名から取ったもの。
外見はオルキスと瓜二つだが、ゴーレム(人形)であるため、肩などが球体間接となっている。
またゴーレムとなったことで戦闘能力も身に着けており、特殊な鉄糸によって戦闘用のゴーレム「ロイド」を操ったり、鉄糸で相手の動きを封じたりして戦う。
なお、原理は不明だが人間と同じ食事によってエネルギーを摂取することができる。エルステ王国の技術恐るべし。
アガスティアでの一件の後はメフォラシュでオルキスと共に暮らしていると思われていたが、主人公らが再びメフォラシュを訪れたときにはオルキス曰く「旅に出た」とのことで不在であった。
その後、フリーシアが脱獄してオルキスを誘拐し、再びアーカーシャによる騒乱を起こそうとしたことを受けてアガスティアに駆けつける。
オーキスが旅に出た真の理由は、アガスティアの決戦後に回収された星晶獣「アーカーシャ」のコアを持って行方をくらまし、コアの悪用を避けるためだった。
現在そのコアは特殊な封印を施され、ロイドの動力として組み込まれている。その結果ロイドは絶大な出力を誇る戦闘用ゴーレムとなっており、(主人公らと戦って消耗していたとはいえ)魔晶によって怪物化したフリーシアを一撃で退けた。
フリーシア捕縛後は主人公達と再び行動を共にすることになるが、ファータ・グランデ空域とナル・グランデ空域の境目で起こった障流域の奔流に飲み込まれ、他の仲間たち共々行方不明となってしまう。
ストーリー中では黒騎士とは離れ離れとなっているが、オーキスがプレイアブル化したことで黒騎士とオーキスを共にパーティに編成することが可能となった(掛け合いボイスも存在する)。ただし、両者ともにリミテッドキャラクターであることから、2人を揃えるのは相応の運ないし元手が必要となる。