概要
漫画『不安の種』のエピソード「キューコン女」に登場する。
落書きみたいなマヌケな顔をしておりどことなく不気味になっている。「すううう」という鳴き声(?)をする。
「寝ながらヘソの上で両手の親指と人差し指でひし形を作ると、就寝時に魂が体から出てくる」という噂を主人公の男性が試しているときに現れた。上へ持ち上げられるような感じと息を吸い込む動作から、どうやら魂を吸い上げようとする怪異らしい。名前も恐らくは「吸魂」からであろう。なお、「女」となっているが性別は不明。
他エピソードのキューコン女
とある学校を舞台にしたエピソード「巣」でも登場する。
このエピソードでは舞台の学校の職員室に排風口から現れる。しかし、主人公の教師が用意した殺虫剤によって死亡してしまう。翌朝、暴れた形跡を残して死体は消えていた。
殺虫剤で倒せる辺り不安の種に出現した「何か」の中では比較的弱い部類なのか、それとも「すぐ死ぬがすぐ生き返る」というものなのかは不明。