CV:野瀬育二
概要
【ガネーシャ・ファミリア】所属のヒューマンの男性。ステイタスは二つ名はLv.4。二つ名は【剛拳闘士】。単独で下層にまで降りる事が出来る事からも、ファミリア内でも高い実力の持ち主である事が伺える。オラリオに来たばかりのベルとの会話からも気さくな人物であった事がうかがわれるが、同時に脇の甘さも目立ち、それが自らの命取りとなってしまう事になっている。
意思疎通の出来るモンスターである異端児の存在についてはファミリア内でも知っていたらしく、フェルズから30階層に存在する『宝玉の胎児』回収の極秘依頼を受けた際も、異端児達から受け取っていた。だが『宝玉の胎児』回収し【ヘルメス・ファミリア】のルルネに引き渡した後、レヴィスに『リヴィラの街』で色仕掛けを受け騙されてしまい、首を折られた上に頭を潰されて死亡。その際、顔の皮膚を剥がされ、変装の偽装に利用される。この為、死体の発見時は素性が全く解からなかった為、ボールスによって『開錠薬(ステイタス・シーフ)』を使う形で背中の神の恩恵(ファルナ)を確認され、初めて所属のファミリアが判明した。
なお、フェルズからの任務を受ける際、椿に単独で下層へ向かう為の装備として魔剣の制作を依頼しており、雷属性の戦斧型魔剣である《雷雷丸(かみなりいかずちまる)》を受け取っている。自らの死後は何の因果なのか、異端児であるアステリオスの手に渡っており、後に【ロキ・ファミリア】が回収して製作者の椿に返還されている。
アニメ1期特典SS(本編15巻に再録)では、門衛の任務に付いていたところをオラリオに来たばかりのベルと出会い、『ダンジョンに出会いを求めに』という動機でオラリオにやってきたベルを面白い新人同業者として歓迎する。またこの時、冒険者にとって一番大切な事は何かというベルの質問に対し、「いい神に巡り合えること」そして「運」と答え、彼を見送った。