概説
第21話から登場。
トレーラーキャブ部から撃つランドビームと、後部コンテナ両脇から放つランドミサイルを装備した巨大トレーラー・ランドギャラクシーから「ギャラクシーチェンジ!」の掛け声と共に巨大ロボット・ギャラクシーロボに変形する。姿長官の親友・山形博士が製作した超AIによる意志と、修行の末に身に付けたオーラパワーを持つロボットだが、喋る機能は搭載されていない。
武装
二挺の銃ランドバルカンを合体させて撃つギャラクシーバズーカ、ヨーヨー状のカッターであるギャラクシーアンカー、右腕に装着するドリルのギャラクシードリル、胸のトレーラー時マフラーから放つダブルバルカンという武器を持つ。ホバーによって脚を動かさずに高速ダッシュするスパルタンダッシュも可能。
必殺技
必殺技は、一旦ランドギャラクシーに変形し「オーラロードスパート!」の掛け声で発生したオーラロードの上を加速、その後にロボになって1回転しながら放つオーラを込め拡大した拳による手刀の一撃(チョップ)鉄拳オーラギャラクシーである。発動させてから決まるまでに時間のかかるのが難点である。技が決まって敵を倒した後には合掌をする。
最終決戦では右手刀にオーラを集中させた「ギャラクシーアロー」を使用した。
経緯
当初は光戦隊採用となる競争でグレートファイブに破れ、その後奥深い山へ山形博士と共に姿を消していたが完成後の最終調整時、落雷によるAI暴走事故で山形博士が死亡し主がいないまま彷徨っていた。
しかし、グレートファイブが敗れて敵に持ち去られた後、急遽必要とされたギャラクシーロボはマスクマンと共にチューブと戦うことになる。
特長
1号ロボのグレートファイブと違い、パイロットが一人欠けても戦闘力を落とす事なく通常通りに戦うことができる。ロボットでありながら座禅を組んで瞑想する姿は、戦隊ロボのみならず、ロボット登場作品全般を見ても非常に珍しいといえる。尚、鉄拳オーラギャラクシー発動の際には必殺技BGMがかかるが、1号ロボのグレートファイブには専用BGMがなく2号ロボだけが専用BGMを持っている戦隊が本作のみなのも特異さを象徴している。ゴーカイジャー第49話でもマスクマンの大いなる力を受けたゴーカイオーが「ゴーカイオーラギャラクシー」という前転して両手の手刀を叩きつける技を炸裂させているが、これも1号ロボではなく、2号ロボの必殺技が使われた特異例である。
その他
DX玩具は超合金指定はされていないものの、付属のギャラクシーアンカーの鎖にダイキャストを使用している。また、変形プロセスを重視した事により構造的な理由で手首部分の強度が非常に低く、店頭で展示品の製品が転倒すると手首が折れるという事は日常茶飯事であった。ちなみにPL法の施行は平成6年である。
関連タグ
歴代の2号ロボ