翁長雄志
おながたけし
第7代沖縄県知事。元那覇市長。
概要
沖縄県知事選では基地移転の是非が争点となった事情から、基地の県内移転を認める自民党・民主党の支援は得られず、日本共産党・社会大衆党などの革新系から支持を集め、現職の仲井眞弘多を破り沖縄県知事に当選した。
元々基地移設を最も推進していた人物であったが、ある時期から急激に方針を転換し、基地自体の反対を掲げるようになる。
当選後は安倍総理にアポなしで対談を申し込むなど突飛な行動も目立つため、悪い意味で話題を集めた。
2018年4月にすい臓がんが発覚、入院して手術を受けるなどしていたが非常に進行の早いガンであったため間も無く肝臓にも転移、やせ衰えた姿で各方面に衝撃を与えた。
12月の任期満了も近い中ではあったが、次の知事選出馬に対しては明確な発表をしていなかった。2018年7月30日に容体が悪化し再入院。
2018年8月9日の夕方、側近の謝花副知事が会見を行いすでに翁長の意識が混濁状態であることを認め自身が知事の職務を一時代行することを表明するも翁長の知事辞任は否定した。しかしそれからわずかの時間しか経たない同日18時過ぎ、入院先の浦添市内の病院で死去した。享年67歳。
彼の死去を受け、公職選挙法に基づき同年の9月に前倒しで知事選挙が行われることとなった。
裁判には確実に負け、個人賠償責任になる「基地移設承認の撤回」を
自身がすい臓がんと判明してから踏み切った。