曖昧さ回避
概要
精神分析の用語で「コンプレックス」とは、情緒的に強く色づけされた表象が複合した心理。何かが合わさったあるいは複雑になった等を意味する言葉である。
感情、認識、願望、思考などが複合して形成されたもののことで、個抑圧されながら無意識のうちに存在し、なにらか外的な刺激をきっかけにして、活性化して現実の行動に影響力を持つのである。
日本では、特に「インフェリオリティーコンプレックス」(inferiority complex)、つまり「劣等感」の意味で、「身長が小さいことにコンプレックスを抱く」などのように用いられることが多い。
また、「学歴コンプ」などのように、「コンプ」と略されることもある。