女鬼とは?
・アニメや漫画では角と翼の生えた人間の女性の姿が多い。人間を食べる鬼(人喰い鬼)の場合もある。
・愛する者(夫である男鬼、鬼子等)の為、客人をもてなす為等で鬼寿司(※)を調理する鬼のこと。
※鬼寿司
白飯にすし酢(酢に砂糖と塩を加えたもの)をまぶした酢飯に大薙刀や大包丁等で斬り殺した人間を散らしたり、乗せたりして作られる寿司。人寿司とも呼ばれ、人間が魚や野菜等を用いて作る寿司(鮨)とは区別され、死臭と酢飯の甘酸っぱい匂いが混ざった異様な匂いがする。一部の人間を食べる鬼(人喰い鬼)が好む調理法の一つ。繊細な技術を用いない、ちらし寿司(ばら寿司)が多い。鬼が登場する物語で出てくること(大鮨桶に詰まった、寿司の具が人間のばら寿司を美味しそうに食べる鬼共を人間が退治する…ある漫画(作者等は不明。追記求む))がある。地獄絵図の中には大まな板の上で鬼が人間を包丁で切り刻む地獄(なます地獄)があるが、人寿司の具をこしらえている場合もある。保存のために甘酢漬けにした人間を白飯に混ぜた、酢飯が詰まった大鮨桶を見た鬼が魚の代わりに斬り殺した人間を混ぜた等、鬼寿司の起こりには諸説ある。
・地獄にいる女の鬼のこと。一般的に出回っている地獄絵図で登場することは少ない。
読み方
女鬼(じょき)もしくは女鬼(めっき)と呼び方があるがどちらが正しいかは定かではない。
女鬼とは日本語読みで、英語などではメアリー・デーモンなどの呼ばれ方をする。
地獄での女鬼
男鬼が人間を斬り殺したりする為の大斧や剣等の刃物を研いだり、血を拭き取ったり等の手入れをしているようだ。逃げようとする人間を弓矢で射貫いたりもする。
一部の男鬼同様、人間を斬り殺すこと自体に強い性的快感を受ける、恐ろしい女鬼もおり、進んで槍や首斬大鎌を手に取ることも多々。そういった女鬼が刃物を研ぐ場合、研いでいる刃物が人間の肉に喰い込む様子、悲鳴等を妄想し、時折自慰をしてしまうため、愛液にまみれた刃物になってしまうこともある。地獄の一角で人寿司をこしらえるのはそういった女鬼が多いようで、酢飯の匂いだけでも性的に感じてしまうようになっている。人寿司の匂いを性的に好む女鬼は人間を斬ると、人寿司の匂いが漂うように、すし酢をほどよく刃にしみ込ませたり、塗ったりしている。股間に生首※をつけたまま、大浴場のような大寿司桶に酢飯を詰め、生きた人間をそのまま押し込み、そのまま大斧や大刀で斬り殺しながら散らしたり、「もちつき(※)」をしたりする。黒縄地獄にて、大ノコギリでゆっくり快感を愉しむ女鬼もいる。死と生き返りを繰り返し、何度も苦しまねばならぬ人間が、辛苦に耐えかね、自ら酢飯に飛び込み、鬼の体内での死を望む場合もあり、一部の人間の「逃げ道」となっているようだ。
※生首
地獄の中を飛び回る鬼の首。人寿司をこしらえる女鬼の手が自慰で止まることの無いよう、女鬼の股間にぺたりとつき、その太く長い舌でごしごし秘部をこすり慰め続ける。慣れない女鬼はすぐに失神してしまうが、愛用する女鬼は多い。一つ目鬼の生首、三つ目鬼の生首等種類は多い。舌に性感帯がある為、女鬼の意思より、自らの意思で女鬼を犯す場合もある。
※もちつき
杵つき地獄(きねつきじごく)のこと。二匹の女鬼が向かい合い、先が鋭く尖った杵を交互に振り下ろし、うすに入った人間をぐちゃぐちゃにする。残酷な女鬼の中にはあえて杵を鬼の大斧に持ち替え、無慈悲に何度も振り下ろすのもいる。宴の際に鬼の大斧を持たせた二匹の女鬼を向い合せ、各々股間に生首をつけた状態で、「もちつき」をさせることもある。「よいしょ!」「えい!」のかけ声が次第にいやらしいあえぎ声に変わっていき、根競べとなる。
余談だが、桃太郎が鬼ヶ島より宝を持ち、戻った時「桃太郎(鬼ヶ島は)どうだった?」の問いに「桃の汁が染みていて、とっても美味しい寿司だった」とうっかり答えてしまい、すぐに訂正した話もあり、桃太郎は鬼ヶ島で鬼共に斬り殺されて、ちらし寿司になり、偽の桃太郎が人間界に入り込んだ説もある。