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シリーズとしては初のひみつ道具を主体とした作品である。また、主人公であるドラえもんが中心となって物語が進む数少ない作品でもある。

タグではひみつ道具博物館と略されて使われることも多い。

監督は寺本幸代。興収は39.5億円。2016年公開の『新・日本誕生』に抜かれるまでは、これまでのドラえもん映画の中で歴代1位だった。

あらすじ

ある日、ドラえもんの鈴が何者かによって盗まれた。のび太が「シャーロック・ホームズセット」を使って手がかりを探すと、未来の「ひみつ道具博物館(ミュージアム)」が関係していることがわかった。そこで5人はドラえもんの鈴を取り返すべく、「ひみつ道具博物館」に向かうのだった。

登場人物

怪盗デラックス

押し入れで寝ているドラえもんの鈴を盗んだ犯人。何の目的で鈴を盗んだのか不明。未来の「ひみつ道具博物館」の展示品もターゲットにしているらしい。

クルト・ハルトマン

CV.三瓶由布子

ひみつ道具博物館のガイド。館長に怒られてばかりいる。趣味で発明もやっているようなのだが、彼の発明品は役に立たないものばかり。

祖父はひみつ道具の全ての元となった「フルメタル」を発見したハルトマン博士。

ポポン

CV.愛河里花子

クルトが発明の最中に偶然に作ってしまったピンク色のスライムの生き物。

ペプラー博士

CV.千葉繁

かつてある失敗をし、学会を追放された男。ひみつ道具を発明したハルトマン博士とは親友の間柄だった。

映画版と漫画版では全くキャラクターが違うのが特徴。

ジンジャー

CV.堀江由衣

ペプラー博士の孫娘。

フィークス館長

CV.土師孝也

ひみつ道具博物館の館長。クルトに怒っている姿がしばしば目撃される。

彼には何か秘密があるらしい。

マスタード警部

CV.松平健

怪盗DXを追っている22世紀の刑事。

関連イラスト

地上波放送

2014年3月6日に地上波で放送。その際、しずかちゃんハイパー掃除機に服を破られ裸にされるシーンに白い光が入るという規制が入った。

少女が衣服を引き裂かれ全裸にされるという過激なシーンのため規制がかけられたと思われる。

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