概要
本名はウォレス・ルドルフ・ウェスト3世(Wallace Rudolph West III)
髪の色はブラック、ブラウンの瞳を持つ。
白人と黒人のハーフ。
初登場は2014年The Flash vol.4 annual #3 “Slip”。
New52以降に登場する「もう一人のウォリー・ウェスト」。
最初の設定ではウォレスが乳児の頃に父ルドルフ・ウェストが去り、母親(名前不明)はForever Evil事件でクライムシンジケートが街を襲った際に行方不明、慕っていた叔父ダニエル・ウェスト/三代目リバースフラッシュはフラッシュによって逮捕され、叔母のアイリスが後見人として彼を引き取っていた。
このため始めはフラッシュを敵視し、バリーに対しても生意気な態度を取っていた。しかし次第にわだかまりは解消し彼を慕うようになった。
DCリバース
父親の名前がルドルフ・ウェストであることなど当初はオリジナルのウォリー・ウェストと類似点が多く、彼がnew52版ウォリー・ウェストとして扱われていた。しかし2016年のDC Universe: Rebirthにて実はダニエルの息子であり、オリジナルのウォリーとは同じ祖父の名を受け継いだ同姓同名の従兄弟という設定になった。
キッドフラッシュとしての活躍
The Flash vol.4 #44にてスピードフォースエネルギーによる爆発に巻き込まれたのをきっかけに不安定ながらもスピードフォースにアクセス出来るようになる。しかしその後に来るDCリバースのため、彼の覚醒は約一年待たせられることになった。
DCリバース後に開始したThe Flash vol.5の最初のアーク”Lightning Strikes Twice”にてセントラルシティに巨大な嵐が襲いかかる。この際に打たれた稲妻によりウォリーの能力は安定した。そしてゴッドスピードの攻撃で窮地に陥っていたバリーを危機から救った。その際にキッドフラッシュとなり、スピードフォースの扱いを学ぶためバリーに師事することとなる。
ダミアンが率いるティーンタイタンズに加入するが、"The Lazarus Contract"にてデスストロークの罠に掛かりチームを危険に晒してしまう。
この一件によってダミアンからチームを離脱させられることになり、改心したデスストロークが率いる新たなティーンヒーローチーム「ディファイアンス」に所属することになった。しかし同時にスパイをしていたことがデスストロークに見抜かれてしまったため結局離脱することになる。
その後ダミアンと和解し、ティーンタイタンズに復帰することになった。
因みに此方のウォリーが2014年版テレビドラマ「The Flash/フラッシュ」に登場するウォリー・ウェストの元になった。尚ドラマ登場当時はDCリバース前だったため彼の設定はDCリバース前の設定がベースとなっている。