CV:斎藤千和
概要
種族〈狐尾族〉 メイン職〈付与術師〉 サブ職〈娼姫 〉ビルド〈クラウドコントローラー〉
プレイヤータウンの1つ・ミナミで独裁を振るう単一巨大ギルド〈Plant hwyaden(プラント・フロウデン)〉のギルドマスターである女性プレイヤーで、〈西の納言〉の二つ名を持つ。黒くウェーブした髪と輝きの強い濡れたような瞳、肉感的な肢体を持つ、天性の美しい姿形を備えた女性である。
また狐尾族の特徴である、頭部には耳、臀部には大きな尻尾がある。これらの色も黒だが先端部分は雪のように白い。メイン職はシロエと同じだが、行動阻害呪文に重点を置き、敵を一時的に無力化することで戦場における戦力バランスをリアルタイムに制御することを得意とするビルドを組む。
ゲーム時代は比較的腕が立つ以外に特に目立たない一介のソロプレイヤーに過ぎなかったが〈大災害〉後に頭角を現し、その蠱惑的な美貌と人心掌握能力でミナミの街と〈神聖皇国ウェストランデ〉の内裏を掌握。〈冒険者〉の蘇生地点であるミナミの神殿を手中に収めることで、ミナミの〈冒険者〉達の生命線を握り、さらにヤマト西端地域〈ナインテイル自治領〉に侵攻してプレイヤータウン・ナカスも支配下に置くなど、ヤマト西域の実質的な支配者と言える立場に君臨する。
しかし、真意は不明だが現在はギルドのNo.2であるインティクスに支配権をほぼ丸投げして自らはお飾り同然の立ち位置に収まっており、ヤマトサーバー全体の支配を目論むインティクスの傀儡となっている。
ゲーム時代に自分のことを認め、評価してくれたシロエに対して偏執的な好意を抱いており、初登場時には〈大地人〉の物書き「ダリエラ」に扮して10月の〈天秤祭〉に沸くアキバに潜入、彼と接触してミナミに引き入れることも試みている(アニメではそれ以前からダリエラ姿でちらほら画面に登場している)。シロエがミナミの支配体制に疑問を持っていたこととアキバとそこにいる仲間たちの傍こそが自分の居場所であると断じたことから交渉は決裂に終わったが、彼の「あなたの敵でいる」という発言を「約束」と捉えており、よりその執着を深めている。その際、現実世界では不器量(アニメでは地味)で存在感の無い女だったと巫山戯た調子で語っているが、真相は不明だが、実際に何らかのいじめや虐待を受けていたことがあるらしく、過去の幻影に苛まれてしまうためベッドでは眠れず、よく床で膝を抱えて微睡んでいることが多い。
シロエの持つ口伝「契約術式」と同様、世界法則にアクセスする手段を発見しており、外見とステータスを偽装する新魔法「情報偽装(オーバーレイ)」の習得に成功している。ダリエラへの扮装はこの魔法効果によるものである。
ログ・ホライズン新たなる冒険の大地では主人公とダリエラの姿も含め〈天秤祭〉の頃よりの縁でイベントでは幾度も邂逅しており、その自由奔放さや、妖艶から来る重圧を受け続けている。
ログ・ホライズン 西風の旅団(漫画)
名前:クロエ/職業:不明/不明 種族:狐尾族
エルフの老人(ジェレド=ガン)によれば、冒険者(濡羽)の魂魄(データ)情報を基に構築された『クローン』。ソウジロウとの勝負に敗北するも数日後に、アキバの街で幼児姿で復活しソウジロウに拾われる。ソウジロウを「パパ」と呼び慕っている。起きている間は好奇心も旺盛な子供で旅団メンバーにも可愛がられている。