蹉跎桜

さださくら

双星の陰陽師に登場するキャラクターで、十二天将の一人

概要

十二天将の一人『六合』（りくごう）の称号を有する陰陽師で、蹉跎家の現当主。23歳。

丸メガネに束ねた髪、ネコの頭のような被り物を付けているという特徴的な出で立ちをしている。

スタイルも中々良い。

感情の起伏が(良い意味で)激しく、規律を重んじる性格だが、ことあるごとに叫ぶ。

この作品世界の陰陽師は呪護者と呼ばれる霊が側に憑くことで“陰陽師“と名乗れるのだが、彼女の家系が預かる六合の天将の場合は少し特殊で、過去の歴代当主が当代当主の呪護者となる。

つまり今までの継承者の力を全て借りて戦うことが出来る。

しかしデメリットもあり、力を使いこなすには相当な鍛錬が必要不可欠で、加えて呪護者の多さによる膨大な呪力は体に負担が掛かり、下手に力を解放すると寿命まで削ってしまう欠点がある。

今のところ遠距離攻撃は見られず、専ら肉弾戦による近接戦闘を得意とし、一見単発威力が弱そうなイメージがある“連打“を繰り出すが、前述の理由により、一撃のパワーも高い。

その戦闘スタイルは文字通りの《力ずく》であり、強力な呪による拘束も通用しない。

とどのつまりは体育会系である。

能力開放は六段階に別れており、全開放後の最終開放が纏神呪である。

シンプルに身体能力が強化され、傘下陰陽師の特殊結界内では更に能力が底上げされる。

この状態の桜は同じ戦闘型天将である白虎や朱雀を遥かに凌ぐとされる。

怒涛の連続攻撃で加布羅を追い詰めるも、彼の大声で鼓膜を破られ、一瞬止まった隙に纏死穢を発動され、傘下陰陽師の大半を殺害された。

とある事情から膳所美玖とペアを組むことが多く、憎まれ口を叩かれながらも仲は良好。

アニメ版でも二人の活躍を見ることが出来る。